レースリポート
平和島ヴィーナス 野田彩加&高石梨菜ら「来期A2昇格組」がV争いにぎわす!
2024.11.26
ボートレース平和島のヴィーナスシリーズ第18戦(11月25日~30日開催)は26日、2日目が終了した。守屋美穂(岡山出身・岡山支部)が1・1・1着の3連勝で予選首位を快走。守屋と得点率同率で着位差の予選2位に香川素子(大阪出身・滋賀支部)、予選3位に武井莉里佳(兵庫出身・兵庫支部)がつけている。
さて熱戦続く平和島ヴィーナスシリーズだが、今節の特徴は出場メンバーのなかに来期級別の変動があるレーサーが多いことだ。その一覧は以下のとおり。
・A2→A1昇格 中谷朋子
・B1→A1昇格 土屋千明、川井萌
・B1→A2昇格 中澤宏奈、高石梨菜、赤井睦、寺島美里、中田夕貴、山口真喜子、野田彩加
・B2→A2昇格 富樫麗加
・B2→B1昇格 吉田彩乃、清水未唯、植木美帆
・A1→A2降格 香川素子、大豆生田蒼
・A2→B1降格 西村歩、樋口由加里、後藤美翼、平川香織
・B1→B2降格 飯塚響
出場43人のほぼ半分、21人が来期に級別変動がある。なかでも多いのが「B1→A2昇格」で7人。勢いに乗っているこのレーサーたちが今節のV争いのカギを握ってきそうな雰囲気だ。
野田彩加(山口出身・山口支部21歳)【冒頭の写真】は前期勝率5.77をマークし、デビュー9期目でA2初昇格。今節はここまで3・1・3着のオール3連対で予選11位につけている。3日目は2R3号艇と8R6号艇で登場。大事な一日となりそうだ。というのも野田の前期コース別成績を見ると、1コース10勝、2コース3勝、3コース0勝、4コース3勝、5コース2勝、6コース0勝。3コースと6コースでは白星ゼロと苦戦していただけに、3号艇と6号艇の2走となる3日目は大きなヤマ場だ。ここをうまく乗り切れればV争いに絡んでくる可能性も十分だろう。
また高石梨菜(東京出身・東京支部30歳)【写真上】が2・1・3・2着で予選5位、中澤宏奈(東京出身・東京支部)が3・1・2着で予選6位、中田夕貴(埼玉出身・埼玉支部)が2・4・1着で予選7位と、B1→A2昇格組が上位にズラリと並んでいる。高石は今年8月の平和島オールレディースで予選4位に入る活躍を見せたばかりで、中澤は平和島2優出、中田は平和島1優出といずれも当地相性良好なだけに3日目以降も目が離せない。