レースリポート
武井莉里佳が注目40号機で好タイム SQMの平和島選考争いで首位浮上
2024.11.25
ボートレース平和島でのヴィーナスシリーズ第18戦(11月25日~30日開催)が開幕した。初日メインカードの12R「ヴィーナスドリーム」は1号艇の守屋美穂(岡山出身・岡山支部35歳)【写真下】が快勝。1コースからコンマ15のトップスタートで逃げ切った。2着には3号艇の香川素子(大阪出身・滋賀支部)、3着には2号艇の大豆生田蒼(栃木出身・埼玉支部)が入り、3連単1-3-2で890円の2番人気となっている。
さて激闘の幕を開けた平和島だが、今節注目しておきたいのが上がりタイムだ。新設のPG1浜名湖スピードクイーンメモリアル(SQM)の出場メンバーを決める選考期間は昨年12月1日~今年11月30日。すなわち今節最終日が締切日になる。
現時点での平和島の選考タイムベスト5は以下のとおり。日付はいずれも今年。
【SQM 平和島選考タイムベスト5】
1位 浜田亜理沙 1分47秒7(2月4日)
2位 守屋 美穂 1分48秒4(11月25日)
3位 武井莉里佳 1分48秒5(11月25日)
4位 浜田亜理沙 1分48秒7(2月6日)
4位 藤原 菜希 1分48秒7(2月5日)
1位は浜田亜理沙が今年2月の関東地区選のときに出した1分47秒7。ただ浜田は現在5場(平和島、蒲郡、津、尼崎、宮島)で選考1位のタイムを記録しており、このなかで最も速いタイムを出した尼崎で代表権を持っているため、平和島では選考対象外だ。
2位は守屋美穂が今節初日12Rで出した1分48秒4。ただ守屋はG1選出除外により浜名湖SQMには出場できないことが決まっている。
3位は武井莉里佳(兵庫出身・兵庫支部24歳)【冒頭の写真】が今節初日4Rで出した1分48秒5。これが現時点では平和島選考争いで首位になる。
武井が今節手にしたモーター40号機は2連対率2位の好素性機。前々節に地元の仲航太が乗ってデビュー初Vを飾り、前節もまた仲航太が引き当てて優出6着に入った注目モーターだ。今節の武井は前検タイム1位タイと好気配を見せ、初日4Rで3コースまくり、後半10Rは4コース恵まれ(佐々木裕美と富樫麗加がF)で連勝を飾る好発進。2日目以降もどんなタイムを出してくるのか目が離せない。2日目は2Rと9Rの2、1枠で登場する。