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三浦永理が下関G2レディースチャレンジカップ制覇 女子賞金ランキング2位に

2024.11.25

 ボートレース下関(ナイター)の「G2第11回レディースチャレンジカップ」(SGチャレンジカップと同時開催・G2の優勝賞金は490万円)が24日、終了した。11Rの優勝戦は1号艇の三浦永理(静岡出身・静岡支部41歳)【写真2枚】が1コースから逃げ切って快勝。大接戦の2着争いは6号艇の川野芽唯(福岡出身・福岡支部)が、最終ターンで4号艇の平高奈菜(愛媛出身・香川支部)を差してゴール前で並び、写真判定の末に30センチ差で川野が2着、平高が3着。3連単1-6-4は2万1480円の50番人気だった。

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 勝った三浦は今年5回目の優勝で通算44V。レディースチャレンジカップ(LCC)は初Vで、G2以上は2012年大村のPG1クイーンズクライマックスに続く2回目の優勝となっている。

 三浦はこの優勝で賞金490万円を獲得し、女子賞金ランキングは前日3位から2位に浮上。これで蒲郡クイーンズクライマックスのトライアル初日は1号艇の絶好枠で戦うことになった。三浦にとって蒲郡は通算8優出4Vの実績がある好相性水面。12年ぶりのティアラ奪還へ期待が高まりそうだ。三浦は「めっちゃ、うれしいです。年末も一生懸命走ります!」と語っていた。

 川野芽唯は優勝戦6号艇でゴール寸前2着に食い込む好走を見せ、賞金270万円を獲得。これで女子賞金ランキングは前日16位から12位に浮上し、逆転でクイーンズクライマックス出場権を手にした。

 田口節子は優勝戦2号艇で痛恨の5着大敗を喫し、賞金は120万円の加算に終わった。女子賞金ランキングは前日15位から1ランクアップの14位にとどまり、クイーンズクライマックス出場ボーダーにはわずかに届かなかった。

 また寺田千恵は前日女子賞金ランキング13位から15位に後退。第1回大会から続いていたクイーンズクライマックス連続出場の記録が12回でストップすることになった。


【2024年女子賞金ランキング】(24日修了時点)
1位 遠藤 エミ 57,394,000円
2位 三浦 永理 45,969,000円(下関G2優勝戦1着)
3位 浜田亜理沙 41,936,166円
4位 渡邉 優美 39,381,866円
5位 守屋 美穂※36,105,000円
6位 細川 裕子 34,489,999円
7位 平高 奈菜 34,391,500円(下関G2優勝戦3着)
8位 平山 智加 33,630,866円(下関G2優勝戦6着)
9位 西橋 奈未 32,884,000円(下関G2優勝戦4着)
10位 宇野 弥生 32,273,932円
11位 藤原 菜希 31,079,162円
12位 川野 芽唯 30,831,982円(下関G2優勝戦2着)
13位 海野ゆかり 29,892,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
14位 田口 節子 29,684,190円(下関G2優勝戦5着)
15位 寺田 千恵 29,337,428円
16位 長嶋 万記 28,784,000円
17位 平田さやか 27,583,930円
18位 松尾 夏海 25,633,000円
19位 日高 逸子 25,418,848円
20位 實森 美祐 25,355,000円
※守屋美穂はG1選出除外によりクイーンズクライマックスは除外

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