レースリポート
下関レディースCC 女子賞金12位の海野ゆかりが予選落ち危機で9R必勝期す
2024.11.21
ボートレース下関(ナイター)の「G2第11回レディースチャレンジカップ」(SGチャレンジカップと同時開催・G2の優勝賞金は490万円)は20日、2日目が終了した。西橋奈未(石川出身・福井支部)が2・1着で予選首位に浮上。予選2位に1・2着の田口節子(岡山出身・岡山支部)、予選3位に1・2・3着の三浦永理(静岡出身・静岡支部)がつけている。
さて、21日にシリーズ3日目を迎える下関決戦だが、注目カードには9Rを挙げたい。
<下関 3日目 9R 予選>
1枠 海野ゆかり(広島・広島)女子賞金12位
2枠 宇野 弥生(埼玉・愛知)女子賞金 9位
3枠 松尾 夏海(愛媛・香川)女子賞金19位
4枠 清埜 翔子(埼玉・埼玉)女子賞金21位
5枠 三浦 永理(静岡・静岡)女子賞金 3位
6枠 向井 美鈴(山口・山口)女子賞金25位
※()内は出身・支部の順
1号艇で登場するのは海野ゆかり(広島出身・広島支部50歳)【冒頭の写真】だ。現在女子賞金ランキングは12位。クイーンズクライマックス出場ボーダーのわずか上におり、この座を守り切りたい今節になる。
しかし今節ここまで2・6・4着で予選17位(得点率4.33)と苦しい展開。得点率制の予選突破(ベスト6争い)へ崖っぷちの状況となっており、この3日目9Rの1号艇は絶対に負けられない一戦だ。もし1着を奪えば得点率5.75となって10位あたりにまで挽回できる。
海野は前期1コースで31戦24勝の1着率77%という好成績。4月~7月にかけて1コース16連勝もあった。3年ぶり6回目のクイーンズクライマックス出場に向けた勝負どころの一戦で、きっちり勝ち切るのか注目したい。
侮れないのは2号艇の宇野弥生(埼玉出身・愛知支部38歳)【写真上】だ。前期2コースで26戦11勝の1着率42%をマーク。差しで7勝、まくり4勝と黒いカポックで白星を量産していた。宇野は今節ここまで3・3着で予選4位(得点率7.50)と上々の滑り出し。この3日目9Rの2号艇で白星を手にできれば、シリーズリーダー争いに加わってきそうだ。