レースリポート
多摩川ヴィーナス 大会連覇狙う守屋美穂がドリーム1号艇
2024.11.12
ボートレース多摩川での「ヴィーナスシリーズ第17戦是政プリンセスカップ」(11月13日~18日開催)が13日に開幕する。今節はレディースチャレンジカップ出場組が不在だが、それでも守屋美穂(岡山出身・岡山支部)、小野生奈(福岡出身・福岡支部)、松本晶恵(群馬出身・群馬支部)、倉持莉々(茨城出身・東京支部)、富樫麗加(東京出身・東京支部)など実績十分のレーサーが多数参戦。日本一の静水面で熱戦を繰り広げる。
初日のメインカードは12Rの「リップルドリーム戦」。ダブルドリームの前半戦として行われる。
<多摩川 初日 12R リップルドリーム戦>
1枠 守屋 美穂(岡山・岡山)1コース1着71%
2枠 松本 晶恵(群馬・群馬)2コース1着8%
3枠 佐々木裕美(山口・山口)3コース1着30%
4枠 塩崎 桐加(三重・三重)4コース1着14%
5枠 刑部亜里紗(静岡・静岡)5コース1着7%
6枠 永井 聖美(愛知・東京)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は前期(今年5月~10月)
1号艇は守屋美穂(35歳)【冒頭の写真】だ。前期1コースは24戦17勝で1着率71%とさすがの成績。守屋は前期の平均STがコンマ16だが、1コースに限るとコンマ12とかなり速い。このドリーム戦でもスリットで先手を奪って悠々と1マークを先マイするのか。
守屋は多摩川通算9優出2Vと当地好相性。2022年4月のオールレディースと今年1月のヴィーナスシリーズで優勝しており、今節は大会2連覇がかかる。守屋の多摩川参戦は、準優でFを切ってしまった5月のSGボートレースオールスター以来。雪辱の優勝をめざす戦いに注目が集まる今節だ。
舟券のカギには3号艇の佐々木裕美(山口出身・山口支部45歳)【写真上】を挙げたい。佐々木は前期3コースで20走して1着6本(1着率30%)、2着6本(2連対率60%)、3着4本(3連対率80%)をマーク。まくりで3勝、まくり差しで3勝を挙げている。赤いカポックで好調の佐々木が、守屋を相手にどんな攻めを見せるのか目が離せない。