レースリポート
戸田で平山智加と川野芽唯が1分47秒台をマーク 大詰めのSQM出場権争いに注目
2024.11.08
ボートレース戸田での「オールレディース・大宮アルディージャベントス杯」(11月7日~12日開催)は8日、予選の2日目が終了した。2日目メインカードの12R「ウインビー選抜」は、1号艇の平山智加(香川出身・香川支部)【冒頭の写真】が1コースから逃げ切って快勝。2着に2号艇の寺田千恵(福岡出身・岡山支部)、3着に4号艇の實森美祐(広島出身・広島支部)が入り、3連単1-2-4で1240円の2番人気となっている。
2日目は風速0~3メートルと穏やかな水面になり、気温も12℃まで下がったことで好タイムが続出する展開に。7Rで川野芽唯【写真下】が1分47秒7の今節トップタイムを出すと、12Rでは平山智加選手が1分47秒7の同タイムをマークした。
この1分47秒7という数字は、新設のPG1スピードクイーンメモリアル(SQM)の戸田選考争いで2位タイに入るタイム。現時点での戸田選考1位は遠藤エミが3月のSGボートレースクラシックのときに出した1分47秒5で、このタイムまでわずか0秒2差だった。
【スピードクイーンメモリアル 戸田選考ベスト5】
1位 遠藤 エミ 1分47秒5 (24年3月16日)
2位 平山 智加 1分47秒7 (24年11月8日)
2位 川野 芽唯 1分47秒7 (24年11月8日)
2位 大豆生田蒼 1分47秒7 (24年4月10日)
5位 浜田亜理沙 1分48秒0 (24年10月26日)
5位 浜田亜理沙 1分48秒0 (24年3月19日)
5位 原 加央理 1分48秒0 (24年2月13日)
スピードクイーンメモリアルの選考期間(2023年12月~2024年11月)は残すところあと3週間ほど。いよいよ大詰めに入ってきた。
今節出場メンバーのなかで、各場の選考1位のタイムを出している選手は、遠藤エミ(戸田1位)、渡邉真奈美(江戸川1位)、細川裕子(浜名湖1位)、鎌倉涼(福岡1位)の4人。選考タイム2位は長嶋万記(多摩川2位)、細川裕子(津2位)、中田夕貴(尼崎2位)、松尾夏海(丸亀2位タイ)、滝川真由子(宮島2位)、平山智加(戸田2位タイ、芦屋2位)、川野芽唯(戸田2位タイ、福岡2位)、遠藤エミ(大村2位)が出している(※11月8日、18時時点)。
果たして今節の戸田は1分47秒5を上回る選手が現れるのか。3日目以降も上がりタイムに注目しておきたい。