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尼崎ヴィーナス A2級勝負駆けの安井瑞紀と寺島美里が気迫の走り

2024.10.27

 ボートレース尼崎の「ヴィーナスシリーズ第16戦 尼崎プリンセスカップ」(10月26日~31日開催)は27日、予選の2日目が終了した。細川裕子(愛知出身・愛知支部)が2・3・2・1着で予選首位に浮上。予選2位に守屋美穂(岡山出身・岡山支部)、予選3位に井上遥妃(徳島出身・徳島支部)がつけている。

 さてシリーズ序盤を終えた尼崎だが、奮闘ぶりが光るのはA2級勝負駆けの2人、安井瑞紀(岡山出身・岡山支部31歳)【冒頭の写真】と寺島美里(福島出身・東京支部35歳)【写真下】だ。

 安井は今節ここまで4・1・2着で予選9位。初日に2コースまくりで3連単2万円台の高配当を出すなど果敢な攻めを見せている。これで今期勝率は今節開始前の5.24から5.30までアップ。A2級ボーダーは流動的だが、現在5.45前後となっており、残り4日間を8走58点(1走平均7.25)のペースで走れば届く計算だ。

 安井はこれまでデビューから14期走り、勝率の自己ベストは4.81(2023年前期級別審査期間)。今期は6月の三国ヴィーナスシリーズで優出3着に入るなど安定した活躍を見せ、自身初の勝率5点台に乗せてきた。この勢いでA2級初昇格をつかみ取るか。

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 寺島美里は今節ここまで1・4・1・4着で予選11位。初日に2コースまくり、2日目に4コースまくりを決めるなど気迫の攻めで水面を沸かせている。今期勝率は今節開始前の5.24から5.31まで上昇。A2級ボーダーをクリアするには残り4日間で8走56点(1走平均7.00)のペースが目安だ。

 寺島は前々期に自身初の勝率5点台(5.30)をマークしたがA2級にはあと一歩届かず、雪辱を期した前期は勝率5.05と成績を下げる格好に。悔しさをバネに今期は再浮上してきた。今期残り4日間でA2級初昇格に向けて全力でチャレンジしたい。

 3日目は安井が4R1号艇と12R3号艇、寺島が3R1号艇と7R2号艇で登場。ともに絶好枠の1号艇が回ってくるだけに大事な一日となる。

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