レースリポート
蒲郡ドリーム戦は小野生奈が好タイム快勝 スピードクイーンメモリアルで門田栞に注目
2024.10.21
ボートレース蒲郡(ナイター)の「ヴィーナスシリーズ第15戦 ムーンライトプリンセス決定戦」(10月20日~25日開催)が開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は1号艇の小野生奈(福岡出身・福岡支部36歳)【冒頭の写真】が1コースから逃げ切り快勝。2着に2号艇の平高奈菜(愛媛出身・香川支部)、3着に4号艇の高田ひかる(三重出身・三重支部)が入り、3連単1-2-4で1100円の2番人気となっている。
このドリーム戦での小野の勝ちタイムは1分47秒5。これは「スピードクイーンメモリアル」の蒲郡代表選考で3位に入る好タイムだ。
【スピードクイーンメモリアル 蒲郡選考ベスト5】
1位 1分46秒6 浜田亜理沙(2024年1月17日)
2位 1分47秒3 三浦 永理(2024年1月8日)
3位 1分47秒5 小野 生奈(2024年10月20日)
4位 1分47秒6 小野 生奈(2024年10月20日)
4位 1分47秒6 浜田亜理沙(2024年1月18日)
来年2月に浜名湖で行われる新設のPG1・スピードクイーンメモリアルの選考期間は昨年12月~今年11月。残り1カ月と少しだ。
蒲郡代表の選考では現時点で浜田亜理沙がマークした1分46秒6がトップ。しかし浜田は現在5場(平和島、蒲郡、津、尼崎、宮島)でトップタイムを出しており、この5場中で最も速いタイムを出している尼崎(1分46秒4)で代表の権利がある状態だ。そのため蒲郡代表の座は2位の1分47秒3を出している三浦永理が現時点で権利を持っている。
今節はこの1分47秒3を上回る選手が現れるのか注目だ。スピードに定評がある選手がそろっているだけに可能性十分だろう。今節出場メンバーのなかで今年、節間トップタイムを出した回数が多い選手は以下のとおり。
・5回 渡邉 優美(福岡・福岡)
・3回 川野 芽唯(福岡・福岡)
・3回 高田ひかる(三重・三重)
・2回 宇野 弥生(埼玉・愛知)
・2回 原 加央理(埼玉・埼玉)
・2回 門田 栞(愛媛・香川)
※()内は出身・支部の順
特に注目しておきたいのは130期の門田栞(愛媛出身・香川支部24歳)【写真上】だ。9月に大村オールレディースと芦屋ヴィーナスシリーズで2節続けて節間トップタイムを記録。近況好タイムを連発しているだけに目が離せない。蒲郡の2日目は4Rと8Rに登場する。