レースリポート
江戸川前半3日間で3連単万舟券ゼロ 後半は武藤綾子や池田浩美で高配当!?
2024.10.16
ボートレース江戸川でのオールレディース(10月14日~19日開催)は16日、予選の3日目が終了した。寺田千恵(福岡出身・岡山支部)が3・4・1・1・2着で予選首位に浮上。予選2位に地元の田村美和(沖縄出身・東京支部)、予選3位に中川りな(福岡出身・福岡支部)がつけている。
さてシリーズ前半の3日間を終えた江戸川だが、ここまで36レースで3連単万舟券がゼロというやや珍しい展開に。今節の3連単最高配当は3日目2Rでの8750円となっている。
シリーズ後半戦で高配当を出すレーサーは現れるのか。期待度の高いレーサーを挙げてみたい。
まずは何といっても武藤綾子(福岡出身・福岡支部54歳)【冒頭の写真】だ。武藤は江戸川歴代1位の記録を持つ選手。2020年の江戸川ヴィーナスシリーズで6コースまくりを決めて3連単53万5520円を出しており、これが3連単の江戸川最高配当記録(全場歴代9位)となっている。
武藤はその後も2021年の江戸川オールレディースでは3コース差しと2コース抜きで節間2勝、2022年の江戸川オールレディースでは3コースまくり差し(3連単50210円)と2コースまくりで節間2勝をマークするなど江戸川で随所に好レースを見せている。今節はここまで2・4・3・4・4着と未勝利だが、シリーズ後半戦で反撃の期待十分だろう。
池田浩美(静岡出身・静岡支部48歳)【写真上】も楽しみだ。今節手にしたモーター51号機は2連対率3位の好素性機で、これまで11節走って5優出1Vをマーク。7月のG2モーターボート大賞で片橋幸貴が優勝を飾った注目モーターだ。今節はここまで4・5・5・2・2着だが、リズム上昇気配なだけに目が離せない。また池田は江戸川優出4回と当地相性良好。後半戦で巻き返してくる力は十分にある。
そのほかでは最近5節でセンターまくりを4本も決めている福島陽子(岡山出身・岡山支部)や、今期5コース3連対率70%と近況外枠で好走が目立つ小野桜(東京出身・滋賀支部)、2連対率2位の好モーター34号機を駆る西舘果里(神奈川出身・東京支部)など、前半戦でやや苦戦したレーサーたちの反撃を期待したい。