レースリポート
江戸川4Rは予選首位・大豆生田蒼やエース機・津田裕絵ら激突
2024.10.15
ボートレース江戸川の「オールレディース 江戸川女王決定戦KIRINCUP」(10月14日~19日開催)は15日、予選の2日目が終了した。大豆生田蒼(栃木出身・埼玉支部29歳)【冒頭の写真】が2・1・1着で予選首位に浮上。予選2位に清水沙樹(千葉出身・東京支部)、予選3位に今井裕梨(群馬出身・群馬支部)がつけている。
さてシリーズ中盤に入る江戸川だが、3日目の注目カードには4Rを挙げたい。
<江戸川 3日目 4R 予選>
1枠 寺田 千恵(福岡・岡山) 予選7位
2枠 津田 裕絵(山口・山口) 予選15位
3枠 小野 桜(東京・滋賀) 予選35位
4枠 大豆生田蒼(栃木・埼玉) 予選1位
5枠 西舘 果里(神奈川・東京)予選24位
6枠 孫崎 百世(北海道・滋賀)賞典除外
※()内は出身・支部の順
予選首位を走る大豆生田蒼が4号艇で登場。初日に2コース差し、2日目に1コース逃げを決めるなど好調な走りを見せている今節だ。大豆生田は江戸川通算の1着率が22.1%(136戦30勝)で、これは全国24場のなかで住之江(22.4%)に次いで2番目に高い数字。江戸川の波風を苦にしない大豆生田が、この勢いでV争いを引っ張っていくのか。
2号艇の津田裕絵(山口出身・山口支部38歳)【写真上】も注目だ。今節手にしたモーター23号機は2連対率1位。これまで10節走って6優出3Vという圧倒的な成績を残している江戸川の看板機だ。今節はここまで3・2・3着で予選15位。初日に1コースで3着に敗れるなど、まだエース機の本領を発揮しているとは言い難いが、徐々にパワーを引き出してきた印象があるだけに侮れない存在だろう。
迎え撃つ1号艇は寺田千恵だ。今期1コースは31戦23勝で1着率74%の好成績。近況3節続けて優勝戦1号艇で敗れているため1コースで不調という印象を抱かせるが、決して成績は悪くない。今節も2日目12Rの1号艇では1コースからコンマ08のトップスタートで鮮やかに逃げ切っている。2日連続で貫禄の逃げを見せるのか注目だ。