レースリポート
鳴門一般戦は予選最終日へ 男女混合戦でスピードとテクニック磨く西橋奈未
2024.10.09
ボートレース鳴門の男女混合戦「BTS阿波かもじま 開設2周年記念競走」は10日が開催の4日目、予選最終日だ。3日目終了時点の得点率上位は次のとおりである。(カッコ内は4日目の出走レースと枠番)
石川真二 9.17(6R2号艇)
村岡賢人 9.00(7R2号艇・12R1号艇)
山下和彦 7.80(3R3号艇・12R6号艇)
吉川喜継 7.67(4R1号艇)
西橋奈未 7.60(4R5号艇・9R1号艇)
峰重侑治 7.60(6R3号艇・12R4号艇)
参戦女子8名の中で健闘が光る西橋奈未(石川出身・福井支部28歳)【写真2枚】は3日目に連勝。前半4Rは道中二転三転の大接戦となったものの、3周2マークで先行艇をとらえ逆転。後半11Rは1コースから隙を与えず逃げている。
ターンの出口の加速力が助けになっているのは事実だが、「ゴールまで全力を尽くす」姿勢がもたらした結果でもある。
9月15日、ボートレースびわこのトークショーに出演した際、「たとえ1マークで流れ、大きく最後方に置かれたとしても前に詰める気持ちで走っています!」と語っていた西橋奈未の賞金ランキング(10月9日現在)は10位。クイーンズクライマックス初出場の圏内におり、一戦たりともおろそかにできない状況だ。
今後は今シリーズを含め、多摩川一般戦(10月17日~21日)、常滑一般戦(10月26日~29日)、津一般戦(11月3日~8日)と男女混合戦続きだが、そもそも「男子と対等に戦える競技としてのボートレースに憧れた」アスリートのこと。苦にすることなく全能力を注ぎ切ることだろう。