REPORT

レースリポート

(C)BOATRACE

児島オールレディース 2日目ドリームは久々女子戦の田口節子

2024.09.24

 ボートレース児島のオールレディース「第36回瀬戸の女王決定戦」(9月24日~29日開催)が開幕した。初日メインカードの12R「プリンセスドリーム」は、5号艇の宇野弥生(埼玉出身・愛知支部)が快勝。5コースからコンマ07のトップスタートでまくり差しを決めた。

 なお2番手争いでアクシデントが発生。2マークで1号艇・守屋美穂と2号艇・廣中智紗衣が接触して守屋が転覆し、後続の6号艇・薮内瑞希も避け切れず転覆。廣中は妨害失格となった。これで3艇のみの航走となり、2着に4号艇の平高奈菜、3着に3号艇の金田幸子が入線。3連単5-4-3で5万6260円の70番人気決着となっている。

 2日目のメインカードは12Rの「クイーンドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。

<児島 2日目 12R クイーンドリーム>
1枠 田口 節子(岡山・岡山)1コース1着79%
2枠 岩崎 芳美(熊本・徳島)2コース1着20%
3枠 平山 智加(香川・香川)3コース1着0%
4枠 大瀧明日香(静岡・愛知)4コース1着0%
5枠 樋口由加里(岡山・岡山)5コース1着0%
6枠 今井 美亜(富山・福井)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期(今年5月~)

 1号艇で登場するのは地元の田口節子(岡山出身・岡山支部43歳)【冒頭の写真】だ。今期1コースは19戦15勝で1着率79%とさすがの成績。田口は3カ月間の女子レース選出除外があったため今期これまで女子戦は1節も走っていないが、男子レーサーを相手にしても1コースで鉄壁ぶりを見せてきた。今節は久々の女子戦で貫禄の走りを見せるか。

 やや気になるのは児島女子レースのドリーム戦1号艇相性だ。田口は昨年9月の児島ヴィーナスシリーズでは2日目ドリーム戦1号艇で3着(3連単3万7390円)、その2回前、昨年3月の児島ヴィーナスシリーズでも初日ドリーム戦1号艇で3着(3連単1万6310円)に敗れて高配当を献上してしまった。今節は人気に応えて逃げ切りたいところだ。

(C)BOATRACE

 舟券のカギには6号艇の今井美亜(富山出身・福井支部34歳)【写真上】を挙げたい。今節手にしたモーター20号機は2連対率3位の好素性機。7月のG2モーターボート大賞で松田祐季が優出3着に入るなど、これまで22節走って6優出2Vの実績がある。

 今井の初日は8R5号艇の1回走りだったが、5コースからまくり差して3着に食い込んでいる。ドリーム戦でも大外から展開を突いて浮上してくる可能性が十分だろう。

関連記事

  • レースリポート
    下関レディースCC 女子賞金12位の海野ゆかりが予選落ち危機で9R必勝期す
    2024.11.21
  • レースリポート
    下関レディースCC 5Rは川野芽唯と平田さやかが逆転のQC出場へ正念場
    2024.11.20
  • レースリポート
    下関G2レディースCC初日ドリーム戦は今年各部門1位多数の三浦永理!
    2024.11.19