レースリポート
芦屋優勝戦は寺田千恵vs山川美由紀 前節大村に続くベテランV対決
2024.09.22
ボートレース芦屋(モーニング)でのヴィーナスシリーズ(9月18日~23日開催)は22日、5日目の準優3個レースが終了。それぞれを1、2着で突破した優勝戦ペスト6のメンバーが決まった。
<芦屋 最終日 12R 優勝戦>
1枠 寺田 千恵(福岡・岡山)優出349回目V74
2枠 山川美由紀(香川・香川)優出382回目V81
3枠 滝川真由子(愛知・長崎)優出25回目V3
4枠 藤崎小百合(鹿児島・福岡)優出67回目V9
5枠 赤井 睦(岡山・徳島)優出6回目V1
6枠 平田さやか(東京・東京)優出49回目V4
※()内は出身・支部の順
優勝戦の内枠には寺田千恵(福岡出身・岡山支部55歳)【冒頭の写真】と山川美由紀(香川出身・香川支部57歳)【写真下】が並んだ。この2人といえば思い出すのはつい先日、9月11日の大村オールレディース優勝戦だ。1号艇寺田、4号艇山川で対戦し、山川が4カドからまくって優勝。寺田は1コースから無念の2着に終わった。あれからわずか12日で迎える優勝戦での再戦。果たして今度はどんな展開となるのか。
寺田は今節ここまで1・5・1・3・2・1・1・1・2・1着。初日ドリームレース5着を除けばオール3連対で勝ち上がり、2節連続の優勝戦ポールポジションを手にした。4日目には1分48秒3と、節間全体のトップタイムを出すなど舟足は充実している。今度こそ昨年12月の尼崎ヴィーナスシリーズ以来となる優勝をつかみたいところだ。
寺田は今年の獲得賞金が現在約2318万円で女子賞金ランキング14位。クイーンズクライマックス出場ボーダー(現状13位の長嶋万記で約2363万円)まで約44万円差だ。ここで優勝賞金100万円を手にして一気にボーダーを突破したい。
山川は2・2・3・1・1・3・3・3・1着のオール3連対。前節からトータルで17走連続3連対中と絶好調だ。前節大村で約5年8カ月ぶりとなる久々の優勝を飾ったばかりだが、勢いそのままに2節連続Vを手にするのか。
山川は今期2コースで14戦7勝の1着率50%という好成績。まくりで3勝、差しで3勝、恵まれで1勝と多彩な決まり手で白星を量産している。優勝戦では黒いカポックでどんな攻めを見せるのか注目だ。
山川は現在女子賞金ランキング23位。レディースチャレンジカップ出場権争いの渦中にいる。またクイーンズクライマックス出場ボーダーまでは342万円差。ここで優勝賞金100万円を獲得できればベスト12入りのチャンスも広がってくる。