レースリポート
宮島 2日目ドリーム戦は遠藤エミvs三浦永理 7カ月ぶりの対戦
2024.09.12
ボートレース宮島のオールレディース(9月12日~17日開催)が12日に開幕した。初日メインカードの12R「ドリーム1st」は、1号艇の守屋美穂(岡山出身・岡山支部)が1コースからぎりぎり逃げて辛勝。2号艇の岩崎芳美(熊本出身・徳島支部)が2コース差しから接戦に持ち込んだが、2マークで守屋が握り、競り合いを制した。3着には3号艇の中谷朋子(兵庫出身・兵庫支部)が入り、3連単1-2-3で1300円の3番人気決着となっている。
2日目のメインカードは12Rの「ドリーム2nd」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<宮島 2日目 12R ドリーム2nd>
1枠 遠藤 エミ(滋賀・滋賀)1コース1着73%
2枠 大瀧明日香(静岡・愛知)2コース1着13%
3枠 向井 美鈴(山口・山口)3コース1着6%
4枠 三浦 永理(静岡・静岡)4コース1着38%
5枠 深川麻奈美(熊本・福岡)5コース1着0%
6枠 平高 奈菜(愛媛・香川)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期(今年5月~)
1号艇に遠藤エミ(滋賀出身・滋賀支部36歳)【冒頭の写真】、4号艇に三浦永理(静岡出身・静岡支部41歳)【写真下】が入る。この組み合わせで思い出されるのは今年2月のびわこG2レディースオールスターの準優。三浦が4コースからまくりを決め、予選トップ通過だった遠藤を2着に退けて3連単1万4910円の高配当決着になった。2人が1、4号艇で対戦するのはあの時以来で約7カ月ぶり。今度はどんな展開が待っているのか。
三浦は今期ここまで11節走って9優出3Vと絶好調。4コースも今期24戦9勝で1着率38%という好成績。まくりで3勝、まくり差しで2勝、差しで2勝、抜きで1勝、恵まれで1勝と、どんな展開になっても勝ち切れている近況だ。初日11Rは差しての3着競りから5着に敗れたが見せ場はあり、再びの青いカポックで巻き返してきそうだ。
遠藤は今期1コースで22戦16勝の1着率73%。22走でトップスタートが10本を数えるなど、鋭い踏み込みから1マーク先マイで圧勝しているケースが目立つ。
やや気になるのは宮島相性か。昨年1月の宮島ヴィーナスシリーズでは2日目ドリーム戦1号艇で2着、昨年9月の宮島オールレディースでは初日ドリーム戦1号艇で3着と、当地ドリーム戦1号艇は2連敗中だ。今節はきっちり勝ち切って人気に応えたい。