レースリポート
芦屋は10日が優勝戦 8連勝でストップも田口節子が準パーフェクトVへ!
2024.09.09
ボートレース芦屋のモーニングレース「第11回ギラヴァンツ北九州カップ」は10日が6
日制の最終日。12Rで優勝戦が行われる。
4日目までの予選7走と5日目の前半(一般戦)すべてで勝利し8連勝中だった田口節子は、準優12Rで1コースから2着。完全優勝の夢は消えたが、節一クラスの舟足を武器に準パーフェクトVに挑戦する最終日となった。優勝戦メンバーは下図のとおり。
そのレースイメージは、たとえばシリーズ3日目の8Rにある。
田口節子は、4カドからコンマ05のトップスタートを繰り出し内3艇にプレッシャーをかけることで、2・3コース艇の握りマイを誘発させ、差し展開をモノにしているのだ。
ターン直後の押しや加速力が優れ、そのまま直線の舟足につながっていることは対戦相手が最もよく知っている。与える心理的影響は小さくないだろう。
2021年、2022年と年末のクイーンズクライマックスを連覇するなど女子第一人者として実力を発揮してきた田口節子だが、昨年12月の三国オールレディース以降優勝がなく、今年はここまで女子賞金ランキングも22位とやや低迷…。しかし、ここ芦屋で男子相手に連戦連勝したことで明らかなように、その強さは何ら変わっていない。
10月にはSGボートレースダービー(戸田)出場も待っており、そこで活躍すれば賞金ランキングで一気の大逆転も可能性十分。まずは10日芦屋の「準パーフェクトV」に期待したくなるのは人情だろう。