レースリポート
常滑ヴィーナス 小野生奈が3年ぶり優勝へ王手 西岡成美は雪辱の優出
2024.09.04
ボートレース常滑のヴィーナスシリーズ(8月31日~9月5日開催)は4日、準優の5日目が終了。5日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<常滑 最終日 12R 優勝戦>
1枠 小野 生奈(福岡・福岡)優出108回目 21V
2枠 三浦 永理(静岡・静岡)優出162回目 43V
3枠 西岡 成美(徳島・徳島)優出12回目 1V
4枠 鎌倉 涼(大阪・大阪)優出97回目 21V
5枠 平高 奈菜(愛媛・香川)優出141回目 33V
6枠 大瀧明日香(静岡・愛知)優出141回目 10V
※()内は出身・支部の順
予選トップ通過の小野生奈(福岡出身・福岡支部35歳)【冒頭の写真】が準優12Rで1コースから逃げ切ってポールポジションを獲得。2021年9月の大村ヴィーナスシリーズ以来となる約3年ぶりの優勝に王手をかけた。
小野は優勝戦1号艇が過去22回あり、1・1・1・1・1・1・1・5・1・1・1・1・1・1・5・1・6・1・5・1・3・4着。22戦16勝の1着率73%という好成績だが、昨年5月の徳山オールレディースで3着、今年3月の津オールレディースで4着と現在2連敗中だ。今度こそ勝ち切って栄冠をつかみたいところ。長期欠場(2022年2月~2023年3月)からカムバックして約1年半、待望の復帰後初Vなるか。
2号艇は三浦永理。3・1・3・1・1・2・3・1・1着と今節ただ1人のオール3連対で勝ち上がってきた。今期11節走って9優出という驚異的な強さだ。三浦は今期2コースで14戦6勝の1着率43%をマークしており、V取りへチャンス十分だろう。今年5回目の優勝を飾ってSGボートレースクラシック出場権へ一歩前進したい。
3号艇は西岡成美(徳島出身・徳島支部28歳)【写真上】だ。西岡は当地前走となる今年3月の常滑ヴィーナスシリーズの準優2号艇で痛恨のフライング。そして今節は準優10Rの1号艇で逃げを決めて見事に雪辱。優勝戦へ駒を進めた。西岡はその3月の準優Fで3カ月間の女子戦選出除外(5月17日~8月16日)があり、今節が久々の女子レース出場だったが、さっそく結果を残すことに。3カ月間の男女混合戦回りで鍛えてきた力を優勝戦でも見せたいところだ。昨年6月の鳴門男女ダブル戦に続く通算2回目の優勝を狙う。