レースリポート
常滑2日目ドリーム戦は今期2コース1着率44%の宇野弥生に注目
2024.08.31
ボートレース常滑でのヴィーナスシリーズ第12戦(8月31日~9月5日開催)が開幕した。初日メインカードの12R「1stドリーム」は、4号艇の小野生奈(福岡出身・福岡支部)が4コースからまくり差しを決めて快勝。2着に1号艇の細川裕子(愛知出身・愛知支部)、3着に3号艇の松尾夏海(愛媛出身・香川支部)が入り、3連単4-1-3で7050円の24番人気決着となっている。
2日目のメインカードは12Rの「2ndドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<常滑 2日目 12R 2ndドリーム>
1枠 渡邉 優美(福岡・福岡)1コース1着80%
2枠 宇野 弥生(埼玉・愛知)2コース1着44%
3枠 三浦 永理(静岡・静岡)3コース1着36%
4枠 西岡 成美(徳島・徳島)4コース1着0%
5枠 平高 奈菜(愛媛・香川)5コース1着6%
6枠 平川 香織(東京・埼玉)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期(今年5月~)
1号艇で登場するのは渡邉優美【写真上】だ。今期1コースは20戦16勝で1着率80%の好成績。この1コース20走の平均STがコンマ11とかなり速く、スリット先制からの1マーク先マイで力強く逃げ切っているケースが多い。
ただ渡邉は7月の大村SGオーシャンカップで1コースからプラス04のフライングを切っており、それ以降はスタートがやや自重気味。前節の福岡戦では2日目のドリーム戦1号艇で1コースからコンマ17の5番手スタートと後手を踏み、5着に敗れて3連単3万円台の高配当を献上するレースがあった。今節もスタートが大きなポイントとなってきそうだ。
そうなると女子屈指のスタート巧者、2号艇の宇野弥生(埼玉出身・愛知支部38歳)【冒頭の写真】が俄然(がぜん)気になってくる。今期2コースは18戦8勝で1着率44%と好調。7月の津オールレディースで2コース差しを決めて優勝したのが記憶に新しい。スタートで先行して渡邉にプレッシャーをかける展開に持ち込むか。
舟券のカギは5号艇の平高奈菜だろう。平高は5コース最近10走が5・3・4・3・3・6・4・3・3・3着で、3着が6本もある。アウトから的確に展開を突いて連絡みしてくる可能性十分だ。