レースリポート
高田ひかるがまくって平和島初V 海野ゆかりは無念の2着も女子賞金7位
2024.08.30
ボートレース平和島(サマータイム制)のオールレディース(8月25日~30日開催)が30日に終了した。優勝戦は3号艇の高田ひかる(三重出身・三重支部30歳)【写真3枚】が快勝。3コース同体から鮮やかなまくりを放ち、残して食い下がった海野ゆかり(広島出身・広島支部)を2マーク手前で外から振り切って、そのまま1着ゴール。2着に1号艇の海野、3着に2号艇の廣中智紗衣(愛知出身・東京支部)が入り、3連単は3-1-2で2200円の7番人気決着となっている。
勝った高田は昨年4月の鳴門オールレディース以来となる優勝で通算8V。平和島では初Vとなった。
今年の高田は前期F2によって4月~7月にかけて95日間のF休みを強いられるなど苦しい時期を過ごし、上半期を終えた時点で今年の女子賞金ランキングは88位という位置だった。しかし復帰後は破竹の快進撃を見せ、7月末から津オールレディース(優出5着)、下関一般戦(優出5着)、津お盆レース(優出4着)、平和島オールレディース(優勝)と怒涛(どとう)の4節連続優出。気がつけば女子賞金ランキングは39位まで急上昇し、レディースチャレンジカップ出場の可能性もゼロとはいえない状況になってきた。
勢いに乗ってきた高田から今後ますます目が離せないところ。次節は9月6日からの大村オールレディースに出場する。
1号艇の海野は無念の2着。それでも今節は1・1・1・3・1・1・1・1・1・2着の快走を演じ、この6日間で賞金約207万円の大きな上積みに成功。今年の女子賞金ランキングは今節開始前の9位から7位に浮上し、クイーンズクライマックス出場へ大きく一歩前進している。
2号艇の廣中は3着連絡み。貴重な3着賞金66万円を上積みして女子賞金ランキング23位に浮上し、レディースチャレンジカップ出場圏内に入ってきた。
【2024年女子賞金ランキング】(8月30日終了)
1位 遠藤 エミ 45,751,000円
2位 渡邉 優美 34,586,866円
3位 浜田亜理沙※33,918,166円
4位 三浦 永理 30,784,000円
5位 守屋 美穂※28,014,000円
6位 細川 裕子 27,619,999円
7位 海野ゆかり 25,596,000円(平和島優勝戦2着)
8位 平山 智加 24,999,866円
9位 藤原 菜希 24,030,466円
10位 宇野 弥生 23,873,932円
11位 西橋 奈未 21,930,000円
12位 平高 奈菜 21,665,500円
13位 長嶋 万記 21,310,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
14位 櫻本あゆみ 20,542,066円
15位 川野 芽唯 20,386,982円
16位 平田さやか 20,330,930円
17位 岩崎 芳美 20,258,260円
18位 寺田 千恵 20,182,732円
19位 松尾 夏海 20,125,000円
20位 落合 直子 19,800,333円
21位 清埜 翔子 19,746,000円
22位 實森 美祐 18,942,000円
23位 廣中智紗衣 18,695,000円(平和島優勝戦3着)
―――レディースチャレンジカップ出場ボーダー――
24位 田口 節子 18,465,190円
25位 日高 逸子 18,356,848円
|
39位 高田ひかる 15,274,000円(平和島優勝戦1着)
68位 黒澤めぐみ 12,310,000円(平和島優勝戦4着)
70位 原田 佑実 12,287,982円(平和島優勝戦5着)
79位 湯淺 紀香 11,437,000円(平和島優勝戦6着)
(※守屋美穂はG1・G2選出除外によりレディースチャレンジカップ、クイーンズクライマックスは除外)
(※浜田亜理沙はF休みによりレディースチャレンジカップ除外)