レースリポート
平和島 今節まくり2発の高田ひかるが今年初Vへ3枠から一撃十分
2024.08.29
ボートレース平和島(サマータイム制)のオールレディース「平和島レディースカップ」(8月25日~30日開催)は29日に準優3個レースの5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まった。優勝賞金は120万円。
<平和島 最終日 12R 優勝戦>
1枠 海野ゆかり(広島・広島)1コース1着79%
2枠 廣中智紗衣(愛知・東京)2コース1着8%
3枠 高田ひかる(三重・三重)3コース1着38%
4枠 原田 佑実(愛知・大阪)4コース1着8%
5枠 湯淺 紀香(群馬・群馬)5コース1着7%
6枠 黒澤めぐみ(神奈川・東京 6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期(今年5月~)
予選トップ通過の海野ゆかり(広島出身・広島支部50歳)【写真上】が準優12R1着でポールポジションを獲得。1・1・1・3・1・1・1・1・1着で9戦8勝のオール3連対という圧倒的な成績を残し、今年3回目の優勝に王手をかけた。
海野は今期1コースで24戦19勝。1着率79%の好成績だ。しかし今節の海野は1コースで3走して1・1・1着だが、STはコンマ20、22、22といま1つ踏み込めていない状態。準優12Rでは黒澤めぐみに4コースからいったん差し切られ、2マーク逆転で辛勝となるなど不安要素がないわけではない。
ならば打倒海野の1番手には3号艇の高田ひかる(三重出身・三重支部30歳)【冒頭の写真】が挙がる。今節の高田は2日目まで5・1・6着とやや苦戦したが、3日目以降は2・1・1・2・1・1着とオール2連対の快走。4日目に4コースまくり、5日目前半に3コースまくりを決めるなど、持ち前の速攻力が日に日に威力を増してきた。優勝戦でも今年初Vへ果敢に攻めそうな気配だ。
舟券のカギは2号艇の廣中智紗衣か。今期2コースは2・2・1・2・2・2・6・2・5・6・2・2・4着。13走で2着が8本もあり、1着率は低いが2着率は62%だ。また廣中は優勝戦2号艇が過去8回あって3・4・4・2・2・3・2・2着。優勝はないが大敗もない。2コースから的確に差して上位争いに加わってきそうだ。