浜名湖オールレディースは地元静岡支部3人優出　川井萌が初V狙う!

　ボートレース浜名湖（サマータイム制）でのオールレディース（8月19日～24日開催）は23日、準優の5日目が終了。24日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

＜浜名湖 最終日 12R 優勝戦＞
1枠 今井　美亜（富山・福井）1コース1着75%
2枠 川井　　萌（静岡・静岡）2コース1着12%
3枠 三浦　永理（静岡・静岡）3コース1着36%
4枠 寺田　千恵（福岡・岡山）4コース1着13%
5枠 平田さやか（東京・東京）5コース1着0%
6枠 長嶋　万記（静岡・静岡）6コース1着10%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年5月～

　予選1位の三浦永理と予選2位の長嶋万記が準優を勝ち切れず、予選3位の今井美亜がポールポジションを手にした。今井は今期1コースで12戦9勝の1着率75％という好成績。今節も1コースは3戦3勝だ。ただ今節1コース3勝のうち2本は道中逆転での1着で、逃げ切れたのは1本しかない。優勝戦ではきっちり逃げて勝利を手にしたいところ。2019年の徳山クイーンズクライマックス以来、約4年8カ月ぶりの優勝を狙う。

　地元の静岡支部からは川井萌、三浦永理、長嶋万記の3人が優勝戦進出を果たした。

　川井萌(22歳)【冒頭の写真】は準優で鮮やかな3コースまくり差しを決め、1コースの三浦永理を破る快走。昨年9月の浜名湖男女ダブル戦(3着)に続く自身2回目の優出を果たした。優勝戦2号艇でデビュー初Vへ挑戦する。

　三浦永理(41歳)【写真上】は準優1号艇でまさかの2着に終わり、優勝戦は3号艇となった。ただ三浦といえば女子屈指の3コース巧者。今期3コースは14戦5勝の1着率36％で、2着も5本あって2連対率71％と非常に高い数字だ。赤いカポックで得意のまくり差しを見せるのか。

　長嶋万記は準優3着だったが、準優11Rまくり1着の岩崎芳美が前半5RでFによる賞典除外のため、長嶋が優勝戦6号艇で登場。浜名湖オールレディースはこれまで3回優勝している相性の良い大会。大外枠でも果敢に1着を狙ってきそうだ。