レースリポート
浜名湖準優12Rは内枠3人が地元 刑部亜里紗と川井萌が三浦永理の牙城に挑む
2024.08.22
ボートレース浜名湖(サマータイム制)のオールレディース(8月19日~24日開催)は22日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。23日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。
<浜名湖 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 今井 美亜(富山・福井)1コース1着73%
2枠 實森 美祐(広島・広島)2コース1着46%
3枠 土屋 千明(群馬・群馬)3コース1着11%
4枠 山下 友貴(静岡・静岡)4コース1着0%
5枠 平田さやか(東京・東京)5コース1着0%
6枠 西村 歩(大阪・大阪)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期(今年5月~)
10Rの注目は何といっても2号艇の實森美祐だ。今期2コースは13走して1・1・5・2・1・4・2・4・1・1・3・1・2着。13戦6勝で1着率46%という強さだ。6勝はすべて"差し"でマークしている。7月の戸田ヴィーナスシリーズの準優で鮮やかな2コース差しを決め、予選トップ通過だった1コースの浜田亜理沙を破ってV争いを激震させたのが記憶に新しいところ。今節も狙いすました差しハンドルを見せるのか。
<浜名湖 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 長嶋 万記(静岡・静岡)1コース1着60%
2枠 寺田 千恵(福岡・岡山)2コース1着10%
3枠 岩崎 芳美(熊本・徳島)3コース1着25%
4枠 富樫 麗加(東京・東京)4コース1着15%
5枠 松瀬 弘美(静岡・静岡)5コース1着0%
6枠 中里 優子(東京・埼玉)6コース1着0%
11Rは2号艇の寺田千恵がカギとなってきそうだ。かつては女子屈指の2コース巧者として知られていた寺田だが、今期2コースは10戦1勝の1着率10%と苦戦気味。今年の成績を見ても、2コースは27戦1勝で1着率4%と精彩を欠いている。前々節の唐津戦で2コースまくりを決めて待望の今年2コース初1着をマークしたが、これも1コースのレーサーがスタートで大きく立ち遅れたことによるまくりだった。今節、この準優で2コースから快勝して2コース巧者の威信を取り戻したいところだ。
<浜名湖 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 三浦 永理(静岡・静岡)1コース1着76%
2枠 刑部亜里紗(静岡・静岡)2コース1着21%
3枠 川井 萌(静岡・静岡)3コース1着18%
4枠 落合 直子(大阪・大阪)4コース1着14%
5枠 水野 望美(愛知・愛知)5コース1着14%
6枠 石井 裕美(千葉・東京)6コース1着0%
12Rは1~3号艇に地元の静岡支部勢が並んだ。予選トップ通過の三浦永理に対し、129期の刑部亜里紗(27歳)【冒頭の写真】、127期の川井萌(22歳)【写真下】という若手2人が挑む構図だ。
過去の直接対決の成績を見ると、刑部はこれまで"1号艇三浦"と3回対戦して0勝、川井はこれまで"1号艇三浦"と7回対戦して0勝。ともにまだ1号艇の三浦を破って先着した経験はない。今度こそ先輩の牙城を崩せるか。