レースリポート
浜名湖4日目は2コース絶好調の藤原早菜 逆転の予選突破狙う
2024.08.21
ボートレース浜名湖(サマータイム制)のオールレディース(8月19日~24日開催)は21日、予選の3日目が終了した。地元の三浦永理(静岡出身・静岡支部)が1・1・2・1・1・1着の準パーフェクトペースで予選首位を快走。予選2位に實森美祐(広島出身・広島支部)、予選3位に長嶋万記(静岡出身・静岡支部)がつけている。
さて予選最終日を迎える浜名湖オールレディースだが、準優勝負駆けの注目カードには10Rを挙げたい。
<浜名湖 4日目 10R 予選特賞>
1枠 平田さやか(東京・東京)予選15位
2枠 藤原 早菜(岡山・岡山)予選20位
3枠 長嶋 万記(静岡・静岡)予選 3位
4枠 中谷 朋子(兵庫・兵庫)予選29位
5枠 瀧川 千依(埼玉・広島)予選31位
6枠 喜多那由夏(静岡・静岡)予選22位
※()内は出身・支部の順
注目したいのは2号艇の藤原早菜(岡山出身・岡山支部23歳)【冒頭の写真】だ。藤原は今期2コースで10走して3・3・1・2・1・1・6・1・3・2着。1着4本(1着率40%)、2着2本(2連対率60%)、3着3本(3連対率90%)という抜群の成績だ。岡山支部の女子には田口節子(前期2コース2連対率67%)、守屋美穂(同59%)、喜井つかさ(同53%)、寺田千恵(同52%)など2コースで強い選手がそろっているが、藤原もその系譜をしっかり受け継ぎ始めている印象だ。
今節の藤原はここまで4・5・4・1着で予選20位。4日目は1R3号艇と10R2号艇で勝負駆けに臨む。今期すでに準優出が2回あり、5月の大村ヴィーナスシリーズではデビュー初優出も飾るなど力をつけてきた岡山128期の新星が、逆転の予選突破に向けてどんな走りを見せるのか楽しみだ。
迎え撃つ1号艇は平田さやか(東京出身・東京支部40歳)【写真上】だ。今節ここまで1・2・2・4・3・6着で予選15位。4日目は6R5号艇と10R1号艇で勝負駆けになる。
平田は1コース最近10走が2・4・2・2・1・2・2・2・3・6着。10戦1勝で現在5連敗中というまさかのスランプ状態だ。今年4月~6月にかけて1コース16連勝と圧倒的な強さを見せていたばかりだけに、近況の成績はにわかに信じ難い。この4日目10Rで1コース連敗を止め、本来の力を取り戻すきっかけにしたいところ。大事な1走になる。