浜名湖オールレディース　9Rで予選3位の富樫麗加と2位の實森美祐が対決

　ボートレース浜名湖（サマータイム制）でのオールレディース（8月19日～24日開催）は20日、予選の2日目が終了した。地元の三浦永理（静岡出身・静岡支部）が1･1･2･1着で予選首位を快走。予選2位に實森美祐（広島出身・広島支部）、予選3位に富樫麗加（東京出身・東京支部）がつけている。

　さてシリーズ中盤に入る浜名湖オールレディースだが、3日目の注目カードには9Rを挙げたい。

＜浜名湖 3日目 9R 予選＞
1枠 刑部亜里紗（静岡・静岡） 予選6位
2枠 蜂須　瑞生（群馬・群馬） 予選26位
3枠 實森　美祐（広島・広島） 予選2位
4枠 富樫　麗加（東京・東京） 予選3位
5枠 西村　　歩（大阪・大阪） 予選16位
6枠 若狭奈美子（岡山・岡山） 予選27位
※()内は出身・支部の順

　予選2位の實森美祐(27歳)【写真下・左側】と予選3位の富樫麗加(34歳)【冒頭の写真】が中枠で並んで登場する楽しみな組み合わせとなった。

　實森は今節ここまで1･2･1･2着のオール2連対。初日に1コース逃げ、2日目に6コース差しを決めるなど好調ぶりが光る。實森は今年3コースで18戦7勝の1着率39％という好成績。7勝のうち6勝は"まくり"でマークしている。3コースでは果敢に握って攻めていくのが大きな特徴だ。ちなみに實森は今年まくりでの1着が6本。すなわちすべて3コースだ。

　3号艇の實森が握って攻めれば当然ながら4号艇の富樫にチャンスは広がる。富樫は前節の丸亀ヴィーナスシリーズの準優で鮮やかな4コース差しを決めたのが記憶に新しいところ。前々節の桐生オールレディースでも初日に4コース差しを決めており、最近2節連続で4コース差しの1着がある状態だ。實森がまくって展開をつくればそれをものにする力がいまの富樫には十分ある。

　富樫は今節ここまで2･1･1･2着のオール2連対。初日に3コースまくり差し、2日目に1コース逃げを決めるなど舟足は充実しているだけに楽しみだ。