レースリポート
3コース4連勝中の渡邉真奈美が3号艇で初V狙う 徳山ヴィーナス
2024.08.17
ボートレース徳山(モーニング)のヴィーナスシリーズ(8月13日~18日開催)は17日、5日目が終了。18日に行われる優勝戦のメンバーと、通算の優出、優勝回数は次のとおり。
<徳山 最終日 12R 優勝戦>
1枠 佐々木裕美(山口・山口)優出90回目 10V
2枠 前田 紗希(埼玉・埼玉)優出16回目 2V
3枠 渡邉真奈美(千葉・東京)優出 7回目 0V
4枠 角 ひとみ(広島・広島)優出208回目 28V
5枠 山崎小葉音(徳島・群馬)優出 2回目 0V
6枠 中澤 宏奈(東京・東京)優出13回目 0V
地元の佐々木裕美がポールポジションを手にした。佐々木は今期(5月~)1コースで15戦12勝の1着率80%と好成績。今節3回あった1号艇でいずれもしっかり逃げ切ってきた。優勝戦に向けて不安はないだろう。
佐々木はびわこ一般戦(優出6着)、桐生オールレディース(優出4着)、丸亀ヴィーナスシリーズ(優出2着)に続く4節連続優出と近況絶好調。この勢いで2022年3月の津オールレディース以来となる約2年5カ月ぶりの優勝を手にしたいところだ。前節丸亀の優勝戦では、2コース差しでいったん先頭に立つも道中競り負けて惜しくも2着に終わっているだけに、雪辱の優勝を果たしたい。
2号艇の前田紗希(埼玉出身・埼玉支部31歳)【写真上】も雪辱戦だ。前々節の戸田ヴィーナスシリーズで優勝戦1号艇に乗るも6着に敗れ、悔しい思いを味わったばかり。今節こそ優勝をつかみたい。今期2コースは13戦4勝で1着率31%と好調なだけにチャンス十分だろう。ちなみに1号艇の佐々木は今期1コースで15戦12勝だが、3敗はいずれも2コース差しに敗れている。逃げる佐々木と差す前田の一騎打ちムードか。
侮れないのは3号艇の渡邉真奈美(千葉出身・東京支部33歳)【冒頭の写真】だろう。今節の渡邉は3日目4Rで3コースまくりを決め、5日目10R準優では3コースまくり差しから道中接戦を制して1着。渡邉は前節の若松一般戦でも3コースまくりを2本決めており、現在3コース4連勝中と勢いに乗っている。優勝戦でも赤いカポックで思い切った攻めを見せそう。通算7回目の優出で悲願のデビュー初Vをめざす。