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レースリポート

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徳山ヴィーナスの狙い目は若手の2・3着 131期の植木美帆&大廣咲季

2024.08.14

 ボートレース徳山(モーニング)でのヴィーナスシリーズ(8月13日~18日開催)は14日、予選の2日目が終了した。地元の佐々木裕美(山口出身・山口支部)が1・1・3着で予選首位を快走。予選2位に2・1・2着の清水未唯(滋賀出身・滋賀支部)、予選3位に1・3・3・1着の角ひとみ(広島出身・広島支部)がつけている。

 さてシリーズ序盤の2日間を終えた徳山ヴィーナスシリーズだが、今節ここまで全24レースで3連単万舟券は2本だけ。しかも2本とも1コース逃げ決着での万舟券だ。

 初日2Rでは角ひとみが1コースから逃げたが、6コースの清水未唯(23歳、127期)が2着に食い込んだことで3連単2万7710円の大穴に。2日目8Rでは福山恵里奈(山口出身・山口支部28歳、126期)が1コースから逃げたが、人気薄だった3コースの池田なな(和歌山出身・大阪支部24歳、127期)が2着に入って3連単1万0660円の高配当になった。どうやら今節の舟券のカギは若手勢の2・3着絡みになってきそうだ。

 3日目以降に高配当を期待したいレーサーを挙げるなら、まずは131期の植木美帆(東京出身・東京支部20歳)【冒頭の写真】か。植木は6月の戸田一般戦で6コースから3着に入って3連単20万円台の超高配当を演出。6月の住之江オールレディースでは4コースから2着で3連単1万円台を出すなど、たびたび思い切りの良い走りで高配当を提供している。今節ここまで6・5・6着と苦戦しており人気薄になる可能性が高いため、むしろ注目しておきたいレーサーかもしれない。

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 131期では大廣咲季(香川出身・香川支部24歳)【写真上】も楽しみだ。前節の丸亀ヴィーナスシリーズでは2日目まで5・5・6着と苦戦するも、3日目から3・3・6・4・3・3着と連絡みを連発。舟券を沸かせる存在となった。今節もここまで6・6・5着と似たような展開になっており、シリーズ中盤から気配が一変する可能性もあるだろう。

 そのほかでは127期の山下奈緒(香川出身・大阪支部29歳)や132期の河内悠利杏(群馬出身・群馬支部21歳)らも近況2・3着絡みで高配当を多く出しており目が離せない。

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