レースリポート
徳山ヴィーナスは快速モーターゲットの清水未唯や飯塚響らが好走
2024.08.13
ボートレース徳山(モーニング)でのヴィーナスシリーズ(8月13日~18日開催)が開幕した。初日メインカードの12R「ダイヤ選抜」は1号艇の佐々木裕美(山口出身・山口支部)が1コースから逃げ切って快勝。佐々木は前半4Rも2コースまくりで勝っており、初日2連勝で予選首位に立っている。
さて開幕を迎えた徳山だが、初日に活躍が光ったのは"快速モーター"だ。6月1日から使用されている徳山現モーターの平均展示順位ベスト10は以下のとおり。
【徳山現モーター 平均展示順位ベスト10】(8/12時点)
1位 54号機 2.04(清水未唯)
2位 72号機 2.05(飯塚響)
3位 33号機 2.07
4位 56号機 2.18(松尾怜実)
5位 16号機 2.23(佐藤ほのか)
6位 58号機 2.33(真子奈津実)
7位 28号機 2.35(河内悠利杏)
8位 51号機 2.51
9位 66号機 2.67(稲生夏季)
10位 12号機 2.68(孫崎百世)
10位 40号機 2.68(田上凜)
(※カッコ内は今節使用選手)
1位のモーターは54号機。平均展示順位は2.04(8月12日時点)で、これまで57走して展示1番時計が30本(53%)もある快速モーターだ。
今節この54号機を引き当てた清水未唯(滋賀出身・滋賀支部23歳)【冒頭の写真】は、7Rで圧巻の4コースまくり一撃。前半2Rでも6コースから鋭い差しで2着に入る好走を見せており、初日2・1着で予選3位の好スタートを切った。今年2月の下関戦を最後に予選突破から遠ざかっている清水だが、今節は快速54号機とのコンビで数多く見せ場をつくりそうだ。
2位のモーターは72号機。平均展示順位は2.05だ。これまで6節走って2優出1Vをマーク。62走して展示1番時計を29回(47%)もマークしている。
今節この72号機を手にした飯塚響(栃木出身・群馬支部25歳)【写真上】は、5Rで鮮やかに4コースまくり一撃。これがデビュー通算8勝目で、まくりは4本目となった。初日1回走りを1着として予選2位につける好発進。今節は昨年3月の桐生一般戦以来となる自身2回目の準優出へ期待が高まりそうだ。