レースリポート
福岡レディースチャンピオン4日目 激戦区の9Rで藤原菜希が完封狙う
2024.08.10
ボートレース福岡で開催されている「プレミアムG1第38回レディースチャンピオン」は、きょう10日が4日目、予選最終日だ。
終盤11Rと12Rには得点率上位者が目白押しだが、激戦区は9R(下図参照)。
藤原菜希(1号艇)、土屋千明(4号艇)、三浦永理(5号艇)、廣中智紗衣(6号艇)の4人が予選突破を賭け、激突することとなる。
その1人、藤原菜希(大阪出身・東京支部38歳)【写真2枚】は、ここまで5走し34点。得点率6.80と上位につけているが、油断は禁物。6着敗退となればセミファイル進出を取り逃してしまうことになる。
過去、どれほど多くの記念レーサーが「6着でなければOK」という状況の中、しんがりゴールの憂き目にあってきたか分からない。勝負に絶対はないのだ。
「行き足がよく、グリップ力もしっかりしています」とは本人の弁。
回転が上がりにくい夏場ながら、加速感がありスロー水域でも十分戦えるのが現状。1号艇で1コース戦が想定される9Rは、スタートで後手さえ踏まなければ先行できるとみていいだろう。
藤原菜希が出場したGⅠ競走は、今節も含め次の5節だ。
2019年8月 蒲 郡 レディースチャンピオン(準優不完走失格)
2023年2月 江戸川 関東地区選手権(予選突破ならず)
2023年8月 津 レディースチャンピオン(準優4着)
2024年2月 平和島 関東地区選手権(予選突破ならず)
2024年8月 福 岡 レディースチャンピオン
G1レース5節目の藤原菜希は、1コースから他を封じる「完封」のイメージを抱いて、きょうのレースに臨むはず。1着を取れば得点率は7,33。準優内枠が視野に入るのだ。G1初優出に向けどんな勝負をするのか、注目したい。
そんなプレミアムG1第38回レディースチャンピオンのもようを伝える公式YouTube4日目は、元HKT48のメンバーで女優の田島芽瑠さんらをゲストに迎え15時から配信される。
福岡県出身の田島芽瑠さんはHKT48第2期生。センターを務めたほか、第10回AKB48世界選抜総選挙では26位を獲得。
2022年3月にHKT48を卒業後は、テレビドラマや生配信公演、舞台などで活躍中だ。
地元の感性からどんな予想が発せられるか、注視したい。