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女子賞金100位以下の土屋千明や小野生奈らにもまだチャンス 福岡レディースチャンピオン

2024.08.08

 ボートレース福岡(サマータイム制)での「プレミアムG1第38回レディースチャンピオン」(8月7日~12日開催)は8日、予選の2日目が終了した。地元の渡邉優美(福岡出身・福岡支部)が3・1・1着で予選首位に浮上。予選2位に櫻本あゆみ(栃木出身・群馬支部)、予選3位に廣中智紗衣(愛知出身・東京支部)がつけている。

 さてV争いが熱を増してきた真夏の博多決戦。今節はG1タイトルをかけた大勝負であるとともに、年末のクイーンズクライマックス出場権争いの大一番でもある。今節の優勝賞金は1300万円。現在女子賞金ランキング下位に沈んでいるレーサーでも、一発大逆転で上位争いに加わってくることが可能だ。

 今節出場メンバー52人のなかでの今年の女子賞金ランキング下位の方の10人(8月6日時点)は次のとおり。

58位 堀之内紀代子 11,362,000円(予選13位)
64位 西村   歩 10,810,000円(予選40位)
67位 中里  優子 10,622,466円(途中帰郷)
72位 山本  梨菜 10,421,466円(予選38位)
78位 上田  紗奈 10,008,000円(予選43位)
95位 今井  美亜 9,374,000円(予選49位)
99位 原田  佑実 9,234,982円(予選10位)
105位 土屋  千明 8,841,834円(予選 7位)
129位 小野  生奈 7,615,732円(予選33位)
184位 淺田 千亜希 5,304,000円(予選 4位)

 最も下位にいるのは淺田千亜希(徳島出身・徳島支部)で184位。今年まだ6節しか走っていないため獲得賞金は500万円台だ。しかし今年6節走って優出3回とさすがの活躍ぶり。今節もここまで1・4・1着で予選4位とV争いに加わっており、3日目以降も目が離せない。

 また女子賞金ランキング105位の土屋千明(群馬出身・群馬支部42歳)【冒頭の写真】や、同99位の原田佑実(愛知出身・大阪支部)も今節上々の滑り出しだ。土屋千明は最近3節で2優出と近況好調ムードで今節を迎え、ここまで2・2着で予選7位。原田は1・3・3着のオール3連対で予選10位につけている。2人とも意外にもまだ女子ビッグレースで優出がないだけに、今節は優勝戦まで勝ち上がって女子賞金ランキング大幅アップを狙いたいところだ。

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 地元の小野生奈(福岡出身・福岡支部35歳)【写真上】は6・4・3着で予選33位と苦しい滑り出し。予選突破へ崖っぷちの状況だ。今年の小野生奈はF2による長期F休みもあったため女子賞金ランキング129位と大きく出遅れている状態。ただ、今節もし優勝すれば一気に10位あたりまで上がってこられる計算だ。小野にとって今節はクイーンズクライマックス出場へ望みをつなげるためのラストチャンス。3日目から巻き返して道を切り開けるか。

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