レースリポート
福岡レディースチャンピオン 初日後半からの連勝狙うベテラン海野ゆかり
2024.08.08
きのう7日に開幕したボートレース福岡の「プレミアムG1第38回レディースチャンピオン」初日は、内枠勢が優位にレースを進め1コース逃げが7本。抜きでの1本を足して1コースは8勝、2コース4勝(差し1本、まくり2本、抜き1本)という結果だった。
そんな勝者の1人が海野ゆかり(広島出身・広島支部50歳)【写真2枚】。
初戦4Rは6コースからコンマ37と立ち遅れ6着敗退も、後半8Rは2コースからコンマ17のスタートでまくり切り白星を挙げている。
「回転の上がりが悪く、スタートする足に問題あり。ターン回りはまだよくわからないですが、後半に向けプロペラをたたいたことで展示タイムがよくなったように、少し上積みがあったと思います」とレース後に語っている。あとは「行き足をつける」ことだ。
2004年3月7日 第17回多摩川 (逃げ)
2016年8月7日 第30回 津 (逃げ)
「ボートレース界のタカラジェンヌ」と称され、女子活躍の場を開拓してきた海野ゆかりは、レディースチャンピオンを2回制している。
昨年は一般戦とオールレディースでV3としたが、クイーンズクライマックス参戦には至らず悔しい思いをしている海野ゆかり。
今年はここまで大村ヴィーナスシリーズ(5月、2コース抜き)と三国ヴィーナスシリーズ(6月、4コースまくり)を制しているだけでなく、5月以降の勝率を6.64(8月7日現在)まで上げ、女子賞金ランキングも8位。堅調そのものだ。
2日目参戦の9R(上図参照)で1コース逃げを決めれば初日後半からの連勝となり、得点率は5.50から7.00にジャンプアップする。そのベテラン力に期待していいだろう。
そんなプレミアムG1第38回レディースチャンピオンのもようを伝える公式YouTube2日目は、アイドルの塩見きらさんとテラス×テラスの池本しおりさんをゲストに迎え、午後3時から配信される。繊細な感性と可憐で気持ちのこもった予想を参考としたい。