レースリポート
レディースチャンピオン初の”初日3連単万舟券ゼロ” 2日目以降は實森美祐らに高配当期待
2024.08.07
ボートレース福岡(サマータイム制)での「プレミアムG1第38回レディースチャンピオン「(8月7日~12日開催)が7日開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は1号艇の浜田亜理沙(広島出身・埼玉支部)が1コースから逃げ切って快勝。2着に2号艇の三浦永理(静岡出身・静岡支部)、3着に5号艇の渡邉優美(福岡出身・福岡支部)が入り、3連単1-2-5で1270円の2番人気決着となっている。
さて華々しく開幕した福岡決戦だが、初日は1コース8勝、2コース4勝と内枠有利の展開となり、3連単万舟券がゼロという堅い決着の一日に。レディースチャンピオンでシリーズ初日が3連単万舟券ゼロになったのは、3連単発売開始以降の大会(2002年以降)で初めての出来事だ。2日目以降は穴党ファンの期待に応える選手が現れるか。
穴党候補の筆頭格には實森美祐(広島出身・広島支部27歳)【冒頭の写真】を挙げたい。實森は2022年丸亀レディースチャンピオンで2日目に6コースまくり差しを決めて3連単1万7520円、2023年津レディースチャンピオンで3日目に2コース差しを決めて3連単3万0720円を提供。レディースチャンピオン直近2大会連続で3連単万舟券を出している。今年も高配当メーカーとなるのか。2日目は4R4号艇と12R6号艇で登場する。
櫻本あゆみ(栃木出身・群馬支部36歳)【写真上】も楽しみだ。レディースチャンピオンでは過去7回出場して3連単万舟券を4回もマーク。2020年~2022年には3大会連続でセンターまくりを決めて3連単万舟券を出している。また櫻本は今年6月の福岡オールレディースの準優で3コースまくりを決めて3連単1万1300円を出したばかり。今節も速攻で波乱を演出するのか。2日目は7R4号艇と11R6号艇で登場する。
そのほかでは昨年の津レディースチャンピオンで3コースまくり差しを決めて3連単4万4750円の節間最高配当を出している滝川真由子(愛知出身・長崎支部)や、6月の福岡オールレディースで3コースまくりを決めて3連単1万4140円を出した向井美鈴(山口出身・山口支部)、6月の福岡オールレディースで3コースまくり差しを決めて3連単1万3150円を出した土屋実沙希(静岡出身・静岡支部)らにも期待したい。