レースリポート
芦屋72周年は岡山の入海馨が涙の優勝 レディースチャンピオンで岡山女子が続く!?
2024.08.06
ボートレース芦屋の「G1読売新聞社杯 全日本王座決定戦 開設72周年記念」はきょう6日、優勝戦が行われ、入海馨(岡山出身・岡山支部28歳)【冒頭の写真】が1コースから勝利し、G1初優勝を果たしている。
「こんなすごいメンバーのG1で勝てたので自信になりました」と語る目には大粒の涙。
インタビュアーから「今回はうれしい涙ですね」と振られると言葉に詰まっていたが、そこには、昨年9月の下関ヤングダービーで1号艇を手にしながら3着に敗れ、流したものとは違う涙があった。勝負の厳しさを痛いほど感じていたからこそ、あふれ出た思いだったのだ。
このあとは、児島・若松・福岡と走り、9月桐生のヤングダービーに入っていくことになる。注目したい。
この芦屋周年はG1単独開催だったが、あす7日からは福岡で「プレミアムG1第38回レディースチャンピオン」が開催される。ドリームメンバーは次のとおりだ。
1号艇 浜田亜理沙(G1V1=2023年12月多摩川クイーンズクライマックス)
2号艇 三浦 永理(G1V1=2012年12月大村クイーンズクライマックス)
3号艇 平山 智加(G1V3=2013年1月尼崎周年、2013年12月芦屋クイーンズクライマックス、2020年8月多摩川レディースチャンピオン)
4号艇 細川 裕子(G1V0=G1優出5回)
5号艇 渡邉 優美(G1V0=G1優出3回、※2024年2月のびわこG2レディースオールスターV)
6号艇 遠藤 エミ(SGV1=2022年3月大村ボートレースクラシック、G1V3=2017年大村クイーンズクライマックス、2021年8月浜名湖レディースチャンピオン、2023年8月津レディースチャンピオン)
このドリーム戦に名前はないが、岡山勢は寺田千恵(A1)・堀之内紀代子(B1)・金田幸子(A2)・樋口由加里(A2)・喜井つかさ(A1)の5選手が参戦する。
児島水面で練習に明け暮れた新人時代の入海馨を知っているだけに、あすからの力になることだろう。
中でも、喜井つかさは7月からA1に復帰したばかりで勢いがある。3年連続7回目のレディースチャンピオンで、日々の鍛錬の成果をいかんなく発揮してほしいものだ。