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第38回レディースチャンピオン直前「BOATBoy黒須田編集長のドリーム戦解説!」

2024.08.06

G1第38回レディースチャンピオンは、ボートレース福岡にて明日から開催。
本記事では、注目ポイントをBOATBoy黒須田編集長が解説する。
皆さん、ぜひ参考に!

<8月7日 12Rドリーム戦>
①浜田亜理沙(埼玉)○
②三浦永理(静岡)○
③平山智加(香川)◎
④細川裕子(愛知)△
⑤渡邉優美(福岡)◎
⑥遠藤エミ(滋賀)○
◎好相性 ○普通 △苦手

真夏の女王決定戦。女子レース電投の一戦、レディースチャンピオンだ。今年の舞台はボートレース福岡。数多くのビッグレースを開催してきた“博多水面”だが、この大会は初開催となる。クイーンズクライマックスは2度開催されており、いずれも優勝戦で1号艇が敗れている。このレディースチャンピオンはどんなドラマが最終日に待っているのか、楽しみだ。

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初日ドリーム戦1号艇は浜田亜理沙。昨年のクイーンズクライマックス覇者は、それ以降も充実一途。SGでも活躍を見せ、女子賞金ランキングでは現在“実質1位”だ。年末女王決戦連覇に向けて、一気に突っ走りたい下半期である。福岡はこれまで6節しか走っておらず、津、三国と並んで最も出走節が少ない水面。それでもコース勝率は6点をマークしており、不安は特にないだろう。難水面と言われる福岡をどう乗りこなすのかにも注目が集まりそうだ。

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2号艇は三浦永理。初代クイーンズクライマックス覇者がここに来て復権の勢いを増している。福岡では、15年クイーンズクライマックスで優勝戦1号艇に乗りながら痛恨のフライング。その借りを返したいレディースチャンピオンでもある。水面相性自体は、優勝歴もあり、決して苦手としているわけではない。それだけに、9年前の記憶を完全に払拭したい一戦となる。

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3号艇は平山智加。言わずと知れた女子の実力者だが、今年のこの大会は特別な思いを背負っての戦いとなるか。というのも昨年の津大会で優勝戦1号艇に乗ったものの、優勝戦では遠藤エミのジカまくりを浴びて4着敗退。雪辱戦の意味合いを持つ一戦なのだ。福岡では、15年クイーンズクライマックスシリーズ優勝など8優出3優勝。16年ボートレースダービーで初日ドリーム戦1号艇で逃げ切りという実績もあり、得意水面のひとつと言っていいだろう。

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4号艇は細川裕子。G1は5優出、G2は6優出と女子戦線では常に主役級の存在だが、なかなかタイトルに手が届かない。そろそろ悲願の優勝を果たし、無冠の女王を返上したいところだろう。福岡では図抜けた実績を残してはおらず、2優出0優勝。まずは難水面をクリアして、ビッグ&福岡初優勝を掴みたい。

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5号艇は渡邉優美。今年は2月にレディースオールスターを優勝し、念願のタイトル獲得。SGもボートレースオールスター、オーシャンカップに出場し、オールスターでは水神祭も果たした。オーシャンでは好調な走りを見せたもののフライングを切ってしまっており、流れが悪くなったのは気になるところ。しかし、そんなことは言っていられない。地元レディースチャンピオンなのだ。福岡はデビュー以来最も多く走った水面。G2に続いてG1制覇のために、全身全霊の戦いを見せてくれるはずだ。

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6号艇は遠藤エミ。前年度覇者だ。連覇を果たせば3度目のレディースチャンピオン制覇。これは鵜飼菜穂子に並ぶ歴代2位タイとなる。G2全国ボートレース甲子園、SGオーシャンカップとビッグ連続準優出と流れも良く、やはり優勝候補最右翼だろう。福岡では21年クイーンズクライマックスでトライアル3戦連続1号艇ながらすべて敗れるという苦い記憶があるが、それでも準優勝を果たしており、優勝歴もあって水面相性上々。実力発揮に不安はない。

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