デビューから7年　静岡の森下愛梨が初Vに1枠で王手！　丸亀ヴィーナスシリーズ

　ボートレース丸亀（ナイター）のヴィーナスシリーズ（8月1日～6日開催）は5日、準優3個レースの5日目が終了。6日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

＜丸亀 最終日 12R 優勝戦＞
1枠 森下　愛梨（静岡・静岡）優出3回目 0V
2枠 佐々木裕美（山口・山口）優出89回目 10V
3枠 富樫　麗加（東京・東京）優出15回目 1V
4枠 勝浦　真帆（岡山・岡山）優出9回目 0V
5枠 若狭奈美子（岡山・岡山）優出16回目 1V
6枠 中澤　宏奈（東京・東京）優出12回目 0V
※()内は出身・支部の順

　予選トップ通過だった中川りなが準優で5着と敗れ、予選2位通過だった森下愛梨（静岡出身・静岡支部27歳）【冒頭の写真】がポールポジションを手にした。森下はこれが2022年2月の浜名湖ヴィーナスシリーズ（優勝戦5号艇4着）と2023年9月の浜名湖男女ダブル戦（優勝戦6号艇6着）に続く通算3回目の優出。自身初の優勝戦1号艇で、デビュー初Vに王手がかかった。

　森下は今期1コースで8戦7勝の1着率88％という好成績。準優では1コースからコンマ08のトップタイスタートで力強く逃げ切っており、優勝戦に向けて弾みがついた。2017年5月のデビューから約7年3カ月、ついに初優勝をつかむか。

　侮れないのは2号艇の佐々木裕美【写真上】だ。準優で2コースまくりを決め、予選1位の中川りなを破って勝ち上がってきた。優勝戦も再び2号艇となっただけにどんな走りを見せるのか目が離せない。

　佐々木は前々節のびわこ一般戦（優出6着）と前節の桐生オールレディース（優出4着）に続く3節連続優出と近況好調。2022年3月の津オールレディース以来となる約2年5カ月ぶりの優勝へ機運が高まってきた。丸亀ヴィーナスシリーズは2020年7月に優勝しており、4大会ぶりのタイトル奪還を狙う。