レースリポート
丸亀ヴィーナスは予選上位4人が9R、10Rで対決 森下愛梨や中澤宏奈が首位狙う
2024.08.04
ボートレース丸亀(ナイター)のヴィーナスシリーズ(8月1日~6日開催)は3日、予選3日目が終了した。シリーズリーダー争いが熾烈(しれつ)を極めるなか、4日目の注目カードには9Rと10Rを挙げたい。
<丸亀 4日目 9R ウチまる特賞>
1枠 山田 理央(愛媛・香川) 予選3位
2枠 中澤 宏奈(東京・東京) 予選1位
3枠 田村 美和(沖縄・東京) 予選29位
4枠 本田 愛(静岡・静岡) 予選14位
5枠 登 みひ果(兵庫・兵庫) 予選17位
6枠 前田 紗希(埼玉・埼玉) 賞典除外
※()内は出身・支部の順
<丸亀 4日目 10R まるがめ特賞>
1枠 中川 りな(福岡・福岡) 予選4位
2枠 森下 愛梨(静岡・静岡) 予選2位
3枠 鈴木祐美子(三重・三重) 予選25位
4枠 前原 哉(岡山・岡山) 予選30位
5枠 金子 千穂(群馬・群馬) 予選27位
6枠 河内悠利杏(群馬・群馬) 予選32位
予選1~4位の4人が、9Rの1・2号艇と10Rの1・2号艇で登場する楽しみな組み合わせとなった。この2レースで予選首位争いが一気に決着する。
まず9Rでは予選3位の山田理央が1号艇、予選1位の中澤宏奈(東京出身・東京支部36歳)【写真上】が2号艇で対戦だ。
山田は今節ここまで2・4・1・1・2着。地元でV争いを沸かせる活躍を見せてきた。山田は準優出が過去11回あるが、準優1号艇の経験はまだゼロ。もちろん予選トップ通過もまだない。悲願のデビュー初優出に向けて、まずは準優ポールポジションを狙いたい。
中澤は今節ここまで2・1・1・1・3着。オール3連対の活躍でV争いを引っ張っている。2021年3月の平和島ヴィーナスシリーズ以来となる自身2回目の予選トップ通過に王手だ。なお予選上位4人のなかでは中澤だけが4日目2回走り。5R5号艇と9R2号艇での登場になる。中澤は現在5走48点(得点率9.60)で首位を走っているが、2位の森下愛梨と3位の山田理央が5走46点(得点率9.20)でわずか2点差しかない状態。4日目は前半5Rの5号艇も大きなポイントになってくる。
10Rでは予選4位の中川りなが1号艇、予選2位の森下愛梨(静岡出身・静岡支部27歳)【冒頭の写真】が2号艇で対戦だ。
中川は近況5節連続で予選落ち中とリズムを崩していたが、今節は1・3・3・1・1・3着でオール3連対の快走。3月の下関ヴィーナスシリーズ(予選3位)に続く今年2回目の準優1号艇が射程圏だ。
森下は3日目11Rで2コースまくりを決めたばかり。コンマ24の6番手スタートだったが、伸び返してまくりを決める圧巻の走りを見せた。4日目も同じ2号艇となっただけに、どんな走りを見せるのか目が離せない。