レースリポート
津オールレディース準優12Rは鎌倉涼、三浦永理、1号艇高田ひかるら好メンバー
2024.07.29
ボートレース津のオールレディース(7月26日~31日開催)は29日、最高気温37度の猛暑のなか、4日目が終わって予選ラウンドが終了。30日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。
<津 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 川野 芽唯(福岡・福岡)1コース1着67%
2枠 山川美由紀(香川・香川)2コース1着22%
3枠 櫻本あゆみ(栃木・群馬)3コース1着4%
4枠 山下 夏鈴(三重・三重)4コース1着31%
5枠 深川麻奈美(熊本・福岡)5コース1着10%
6枠 加藤 綾(三重・三重)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年1月~
準優10Rは2号艇の山川美由紀が優出争いのカギとなりそうだ。山川は今年の2コース1着率は22%だが、今期(5月以降)だと2コースは9走して1・1・2・3・1・1・3・2・1着。9戦5勝のオール3連対で1着率56%と最近は絶好調だ。今節もすでに2コース戦が2回あり、3日目10Rで2コースから差して2着を取り、4日目11Rでは2コースから差し切って1着を奪っている。この準優10Rには中枠に櫻本あゆみ、山下夏鈴と速攻力のある選手が並んでいるが、山川が熟練のさばきを見せるのか注目だ。
<津 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 宇野 弥生(埼玉・愛知)1コース1着77%
2枠 川井 萌(静岡・静岡)2コース1着9%
3枠 塩崎 桐加(三重・三重)3コース1着33%
4枠 福島 陽子(岡山・岡山)4コース1着14%
5枠 日高 逸子(宮崎・福岡)5コース1着4%
6枠 藤堂 里香(福井・福井)6コース1着0%
準優11Rは3号艇の塩崎桐加に注目したい。今年3コースは18戦6勝で1着率33%の好成績。まくり差しで3勝、まくりで2勝、差しで1勝と自在な攻めで白星を量産している。そんな塩崎にとって記憶に新しいのが前節の浜名湖ヴィーナスシリーズだろう。このときも準優3号艇に乗り、コンマ07の好スタートから握って回って2番手争いにつけたが、道中競り負けて4着に終わって優出を逃している。今節は雪辱を果たし、地元で優勝戦に乗りたいところだ。
<津 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 高田ひかる(三重・三重)1コース1着59%
2枠 鎌倉 涼(大阪・大阪)2コース1着20%
3枠 三浦 永理(静岡・静岡)3コース1着21%
4枠 木村紗友希(静岡・静岡)4コース1着5%
5枠 喜井つかさ(岡山・岡山)5コース1着0%
6枠 岸 恵子(徳島・徳島)6コース1着8%
準優12Rの1号艇は地元の高田ひかる。2・2・3・3・2・1・1着で予選トップ通過を果たした。ただ今節の高田はスタートに苦戦しており、ここまで7走の平均STがコンマ23。1コース2走のSTもコンマ22、25だ。準優までにスタート勘を仕上げて逃げ切りたい。
ライバルたちは強力だ。2号艇の鎌倉涼(大阪出身・大阪支部35歳)【冒頭の写真】は今年の2コース1着率は20%だが、今期(5月以降)は2コースで6走オール2連対という安定ぶり。3号艇には7節連続優出を狙う三浦永理(静岡出身・静岡支部41歳)【写真すぐ上】、5号艇には3節連続優出を狙う喜井つかさがいる。4号艇の木村紗友希は1月津のオールレディース優勝モーター67号機(当時・平山智加)を好パワーに仕上げてきただけに侮れない存在。6号艇の岸恵子は3日目に6コースまくり差しを決めたばかりだ。混戦ムードの12Rからは誰が優勝戦に勝ち上がるのか。