レースリポート
渡邉優美が桐生でオール3連対V 絶好調ムードで次節SGオーシャンカップへ
2024.07.20
ボートレース桐生(ナイター)のオールレディース(7月14日~19日開催)が終了した。優勝戦は1号艇の渡邉優美(福岡出身・福岡支部31歳)【写真3枚】が快勝。1コースからコンマ12のトップスタートで逃げ切った。2着には4号艇の松本晶恵(群馬出身・群馬支部)、3着には2号艇の片岡恵里(岡山出身・山口支部)が入り、3連単1-4-2で1310円の4番人気決着となっている。
勝った渡邉は2月のびわこG2レディースオールスターに続く今年2回目の優勝で通算15V。桐生では初V。
今節の渡邉は3・2・1・1・2・1・2・1・1着で9戦5勝のオール3連対V。この6日間で約259万円(優勝賞金140万円)の大きな上積みに成功した。今年の女子賞金ランキングは今節開幕時の5位から変わらないが、4位遠藤エミとの差は約10万円、3位三浦永理との差も約15万円にまで急接近。3~5位の3人が約15万円差の中にひしめく大混戦となり、クイーンズクライマックスのトライアル初日1号艇をめぐる争いが熾烈(しれつ)になってきた。
近況の渡邉は児島男女ダブル戦(優出3着)、住之江一般戦(優出2着)、そしてここ桐生オールレディース(優勝)で3節連続優出と絶好調ムード。勢いは増すばかりだ。そして次節は7月23日から大村でのSGオーシャンカップに参戦。大一番に臨む。
渡邉のSG出場はこれが4回目。昨年5月のボートレースオールスターでは節間0勝で予選27位、昨年10月のボートレースダービーでは節間0勝で予選49位、今年5月のボートレースオールスターでは待望のSG初1着を飾るも予選42位と、いずれも思うような結果を残せなかった。4回目の挑戦でまずはSG初準優出を果たしたいところ。いまの勢いならチャンスは十分だろう。また渡邉にとって大村は2016年男女ダブル戦(デビュー初V)と2021年オールレディースで優勝している好相性の水面。期待は高まるばかりだ。
【2024年女子賞金ランキング】(7月19日終了時点)
1位 守屋 美穂※28,014,000円
2位 浜田亜理沙 27,033,166円
3位 三浦 永理 25,546,000円
4位 遠藤 エミ 25,498,000円
5位 渡邉 優美 25,396,866円 (桐生優勝戦1着)
6位 平山 智加 22,409,866円
7位 細川 裕子 22,259,999円
8位 海野ゆかり 21,574,000円 (桐生優勝戦5着)
9位 宇野 弥生 19,898,932円
10位 藤原 菜希 18,065,000円
11位 松尾 夏海 17,569,000円
12位 岩崎 芳美 17,230,500円
13位 清埜 翔子 17,179,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
14位 西橋 奈未 17,157,000円
15位 平高 奈菜 16,931,500円
16位 平田さやか 16,762,464円
17位 田口 節子 16,424,000円
18位 落合 直子 16,405,333円
19位 長嶋 万記 16,315,000円
20位 寺田 千恵 15,870,732円
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45位 松本 晶恵 11,685,866円 (桐生優勝戦2着)
53位 片岡 恵里 10,911,000円 (桐生優勝戦3着)
66位 佐々木裕美 9,840,866円 (桐生優勝戦4着)
89位 鎌倉 涼 8,628,799円 (桐生優勝戦6着)
(※守屋美穂はG1・G2選出除外によりクイーンズクライマックスは除外)