レースリポート
桐生オールレディース 渡邉優美が準優快勝で今年2回目の優勝に王手
2024.07.19
ボートレース桐生(ナイター)のオールレディース(7月14日~19日開催)は、18日に準優3個レースの5日目が終了。19日に行われる優勝戦のメンバー6人が決まった。
<桐生 最終日 12R 優勝戦>
1枠 渡邉 優美(福岡・福岡)1コース1着79%
2枠 片岡 恵里(岡山・山口)2コース1着10%
3枠 佐々木裕美(山口・山口)3コース1着 7%
4枠 松本 晶恵(群馬・群馬)4コース1着19%
5枠 鎌倉 涼(大阪・大阪)5コース1着 0%
6枠 海野ゆかり(広島・広島)6コース1着 5%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年1月~
予選トップ通過の渡邉優美(福岡出身・福岡支部31歳)【冒頭の写真】が準優を1コース逃げで制してポールポジションを獲得。2月のびわこG2レディースオールスターに続く今年2回目の優勝に王手をかけた。
渡邉はデビューからこれまで、優勝戦1号艇で通算18走して1・1・3・1・1・1・1・1・5・1・1・1・3・1・2・4・1・4着。18戦12勝で1着率67%と上々の成績だ。しかし最近1年間では5戦2勝と苦戦気味。昨年9月の宮島オールレディースでは平山智加の3コース差しに屈して2着、今年1月の下関一般戦では島川海輝の4コースまくりを浴びて4着、今年4月の福岡ヴィーナスシリーズでは藤原菜希の2コースまくりに敗れて4着と悔しい思いを重ねている。今節はきっちり勝ち切って栄冠を手にしたい。
侮れないのは4号艇、地元の松本晶恵(群馬出身・群馬支部37歳)【写真上】だろう。今節ここまで3・2・2・1・1・1・1・2着でオール3連対の活躍。準優1号艇で2着に終わって優勝戦内枠を取り逃がしたが、今節の松本は3日目に5コースまくり、5日目前半に5コースまくり差しを決めるなどダッシュ戦で快走を連発しているだけに、優勝戦4号艇で見せ場をつくる可能性は十分だろう。
6月の桐生ヴィーナスシリーズでは優勝戦で4号艇の福岡泉水が4コースまくりを決め、1号艇の浜田亜理沙を破る番狂わせを演じたのが記憶に新しいところ。オールレディースでも優勝戦4号艇が躍動するか。