レースリポート
1コース優勢の桐生オールレディース 4日目は土屋千明や松本晶恵ら地元勢1号艇
2024.07.17
ボートレース桐生(ナイター)のオールレディース(7月14日~19日開催)は16日、予選の3日目が終了した。地元の土屋千明(群馬出身・群馬支部42歳)【冒頭の写真】が予選首位に浮上。予選2位に渡邉優美(福岡出身・福岡支部)、予選3位に松本晶恵(群馬出身・群馬支部)がつけている。
さてシリーズ前半戦を終えた桐生でのオールレディースだが、今節目立っているのは1コースの強さだ。ここまで3日間の全36レースで1コースが23勝(1着率64%)をマーク。今年のオールレディースの1コース1着率は53%(7月13日時点)だが、今節はそれより10%以上も高い数字が出ている。
果たしてシリーズ後半戦もこの流れが続くのか。4日目各レースに1号艇で登場する選手は以下のとおり。
1R 飯塚 響 1コース1着13%
2R 瀧川 千依 1コース1着0%
3R 吉田 彩乃 1コース1着27%
4R 佐藤ほのか 1コース1着9%
5R 今井 裕梨 1コース1着83%
6R 渡邉 優美 1コース1着78%
7R 松本 晶恵 1コース1着50%
8R 櫻本あゆみ 1コース1着50%
9R 小林 愛実 1コース1着11%
10R 大久保佑香 1コース1着31%
11R 土屋 千明 1コース1着50%
12R 日高 逸子 1コース1着49%
※コース別1着率は今年1月~
注目したいのは7R1号艇の松本晶恵(群馬出身・群馬支部37歳)【写真下】、8R1号艇の櫻本あゆみ(栃木出身・群馬支部)、11R1号艇の土屋千明(群馬出身・群馬支部)の地元勢3人だ。くしくも3人とも今年の1コース1着率が50%となっている。
松本晶恵は今年1コースで16戦8勝。4月の平和島戦で1コースからFを切ったのが尾を引いている印象で、それ以降は1コースで6走してコンマ23、26、24、18、25、22とスタートで攻め切れていないレースが目立つ。
松本は今節ここまで3・2・2・1・1着で予選3位につけており、この7R1号艇で勝ち切れば準優1号艇が手に入りそうな状況。V争いの行方を左右する大一番に臨む。
櫻本あゆみは今年1コースで24戦12勝とやや苦戦気味。6月の桐生ヴィーナスシリーズでは1コース3走で3・2・2着といずれも敗れるシーンがあった。しかし今節は初日に1コース逃げを決めて悪い流れを断ち切ることに成功。4日目8Rでも逃げ切るのか注目だ。
土屋千明は今年1コースで14戦7勝とリズムいまひとつ。しかし近況1コース3連勝中と調子は上向きの印象だ。
今節の土屋は1・1・3・2・1着のオール3連対で予選首位に立っており、準優・優勝戦で好枠になる可能性十分。4日目11Rは予選終了後の一般戦になるが、きっちり勝ち切って良い流れでシリーズ終盤に向かいたい。