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三浦永理が地元浜名湖ヴィーナスV 2場所連続優勝で女子賞金3位に

2024.07.14

 ボートレース浜名湖(サマータイム制)のヴィーナスシリーズ(7月8日~13日開催)が終了した。優勝戦は1号艇の三浦永理(静岡出身・静岡支部41歳)【写真2枚】が快勝。1コースからコンマ07のトップスタートで逃げ切った。2着には4号艇の喜井つかさ(岡山出身・岡山支部)、3着には3号艇の大瀧明日香(静岡出身・愛知支部)が入り、3連単1-4-3で1690円の8番人気決着となっている。

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 今節の三浦は1・1・1・2・1・1・2・1・2・1・1着。初日に3コース差しと1コース逃げで連勝を飾ってV争いの主導権を握ると、2日目に4コース抜き、3日目に5コースまくり差しと4コースまくり、4日目に1コース逃げと白星を重ねてぶっちぎりの予選トップ通過。そして準優はコンマ05、優勝戦はコンマ07といずれも1コースからトップスタートで盤石(ばんじゃく)の逃げを見せ、節間オール2連対Vの圧勝劇となった。

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 三浦はこれが前節の宮島一般戦に続く2場所連続Vで、3月の丸亀オールレディースと5月の住之江男女ダブル戦を合わせて今年4回目の優勝。通算では43Vとし、地元浜名湖では3回目の優勝となっている。

 今年の三浦は5月の宮島レディースオールスター終了時点で女子賞金ランキング8位だったが、そこから怒涛(どとう)の6場所連続優出(住之江男女ダブル戦優勝、大村ヴィーナスシリーズ2着、戸田一般戦3着、芦屋一般戦2着、宮島一般戦優勝、浜名湖ヴィーナスシリーズ優勝)をマークして一気に3位まで浮上。今年の獲得賞金は2500万円を突破し、2年連続6回目のクイーンズクライマックス出場へ当確間近の状況となってきた(昨年のクイーンズクライマックス出場ボーダーは約2875万円)。

 三浦は次節7月26日からの津オールレディースを走り、次々節は8月7日から福岡レディースチャンピオンの大一番に参戦。いま女子で最も勢いのある三浦が、大輪の花を咲かせる夏となるのか。

【2024年女子賞金ランキング】(7月13日終了時点)
1位 守屋 美穂※28,014,000円
2位 浜田亜理沙 26,480,166円
3位 三浦 永理 25,546,000円(浜名湖優勝戦1着)
4位 遠藤 エミ 24,728,000円
5位 渡邉 優美 22,806,000円
6位 平山 智加 22,209,866円
7位 細川 裕子 22,055,999円(浜名湖優勝戦4着)
8位 海野ゆかり 20,081,000円
9位 宇野 弥生 19,898,932円
10位 藤原 菜希 18,065,000円
11位 松尾 夏海 17,569,000円(浜名湖優勝戦6着)
12位 岩崎 芳美 17,230,500円
13位 西橋 奈未 16,773,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー――
14位 清埜 翔子 16,665,000円
15位 平高 奈菜 16,450,500円
16位 長嶋 万記 16,303,000円
17位 田口 節子 16,249,000円
18位 平田さやか 15,373,464円
19位 落合 直子 15,309,333円
20位 寺田 千恵 15,181,732円
21位 大瀧明日香 14,813,000円(浜名湖優勝戦3着)
22位 實森 美祐 14,795,000円
―――レディースチャレンジカップ出場ボーダー―
23位 川野 芽唯 14,325,982円
24位 今井 裕梨 14,201,532円
25位 廣中智紗衣 13,969,000円

51位 喜井つかさ 10,892,066円(浜名湖優勝戦2着)
55位 勝浦 真帆 10,147,000円(浜名湖優勝戦5着)
(※守屋美穂はG1・G2選出除外によりレディースチャレンジカップ、クイーンズクライマックスは除外)

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