レースリポート
途中参戦ながら山下夏鈴の好調度が魅力! 浜名湖ヴィーナスシリーズ
2024.07.10
ボートレース浜名湖(サマータイム制)のヴィーナスシリーズ(7月8日~13日開催)は、10日に予選の3日目が終了した。地元の三浦永理(静岡出身・静岡支部)が1・1・1・2・1・1着の準パーフェクトペースで予選首位を独走。予選2位に赤井睦(岡山出身・徳島支部)、予選3位に松尾夏海(愛媛出身・香川支部)がつけている。
さて予選最終日を迎える浜名湖だが、4日目の注目カードには5Rを挙げたい。
<浜名湖 4日目 5R 予選>
1枠 渡邉真奈美(千葉・東京)予選17位
2枠 倉田 郁美(愛知・静岡)予選33位
3枠 山下 夏鈴(三重・三重)途中追加
4枠 土屋実沙希(静岡・静岡)予選9位
5枠 後藤 美翼(東京・東京)予選24位
6枠 西岡 育未(徳島・徳島)予選30位
※()内は出身・支部の順
レースのカギを握るのは3号艇の山下夏鈴(三重出身・三重支部26歳)【冒頭の写真】だろう。山下は途中追加あっせんでの参戦。4日目が自身初日になる。山下は前々節に浜名湖一般戦(6月18日~21日)を走り、3日目から4コースまくり、1コース逃げ、2コースまくりで3連勝を飾るなど好走を連発したばかり。途中参戦(賞典レース除外)でも調整面等で不安はないはずだ。
山下が今節使用するモーターは26号機。2連対率こそ25.0%と低いが、前々節の一般戦では滝沢芳行がまくり3本を含む節間4勝と見せ場をつくっていたモーターだ。速攻派の山下と相性がいいかもしれない。
迎え撃つ1号艇は渡邉真奈美(千葉出身・東京支部33歳)【写真上・中央】だ。今節ここまで1・4・3・4・5着。予選17位につけており、4日目は5R1号艇と12R2号艇の内枠2回走りで勝負駆けに臨む。渡邉は1コース最近10走が転・1・2・1・2・1・2・2・1・2着で9走連続2連対中と安定感があるだけに、この5Rは勝ち切ってポイントを稼ぎたい。
渡邉にとって浜名湖は2022年のヴィーナスシリーズで優出歴がある好相性水面。また渡邉は前節の児島男女ダブル戦で予選12位に入って待望の今年初準優出を飾るなど近況リズムを上げている。2節連続の予選突破に向けてどんな走りを見せるのか注目したい。