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長洲の金魚のように全国区になる! 大村で野田彩加が躍進誓う

2024.07.08

ボートレース大村の「BTS長洲開設15周年記念 ながす金魚杯」は、きょう8日に開幕する。
長洲町は熊本県の北西部、有明海に面した自然豊かな町。有明海をはさみ対岸は、雲仙や島原である。

ミニトマトや海苔などが有名だが、全国区なのが金魚。「ながす金魚」は、知る人ぞ知る名産である。
長洲町と長洲町養魚組合によれば、その歴史は300年ほど前までさかのぼることができるというが、本格的な養殖は今から約150年前、明治初期だという。

当時、まだ知られていなかったエサとしてのミジンコを見出すことで金魚を大量生産することに成功。さらに品種を増やすなど、人の目を楽しませることで有名になっていったというが、その普及に一役買ったのが「ふれ売り師(ふれうりし)」。天秤棒を肩にかけ売り歩く、落語に登場するあの売り方は今も残っているという。

その長洲にボートレースチケットショップが開設され、15年経ったことを記念し開催される今大会には8名の女子レーサーが参戦。初日7R(下図参照)には女子レーサー6名による戦いも組まれている。

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好メンバーぞろいだが、この中で注目されるのが、126期生の野田彩加(山口出身・山口支部21歳)【写真2枚】。
現在6期連続でB1級だが、今期適用勝率(審査期間2023年11月1日~2024年4月30日)を初の4点台(4.78)に乗せており、勢いがある。そして、そのバックグラウンドには2着率(2024年1月1日~2024年6月30日)の上昇がある。

(C)BOATRACE 野田彩加

1着率 10.0%
2着率 22.0%
3着率 19.0%
4着率 18.0%
5着率 20.0%
6着率  8.0%
その他 3.0%

1着率はともかく、2着率を高めているのが現在の野田彩加。
舟券に貢献することで存在感が増し、ファンの注目がさらに集まるだけでなく応援の声が届こうというもの。
「山口の新星」から「全国区」になる絶好の機会がこの大村、と考えるのは野田ファンだけではないだろう。

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