レースリポート
江戸川レディースvsルーキーズ 団体戦は白組4連覇 個人戦は登玉隼百がデビュー初V
2024.07.07
ボートレース江戸川での「第13回ボートレースレディースVSルーキーズバトル」(7月2日~7日開催)は7日に最終日を終えた。各レースの1着選手と、5~12Rの団体戦ポイント獲得状況は以下のとおりとなった。
1R 中田 夕貴 4コース差し
2R 村松 栄太 1コース逃げ
3R 宇野 弥生 1コース逃げ
4R 青木 蓮 2コースまくり
5R★若林 樹蘭 4コース差し
6R☆國分将太郎 1コース逃げ
7R★金子 龍斗 4コースまくり
8R☆三馬 崇史 1コース逃げ
9R★中澤 宏奈 2コース差し
10R☆塚越 海斗 1コース逃げ
11R☆富樫 麗加 1コース逃げ
12R☆登玉 隼百 2コース差し
★はレディースが、☆はルーキーズがポイント獲得
12Rの優勝戦は追い風8メートルのなかで行われ、2号艇の登玉隼百(兵庫出身・兵庫支部25歳)【写真3枚】が2コース差しで快勝。スタートはコンマ22の6番手だったが、1マークでブイ際を巧みに小回りして抜け出した。2着には3号艇の前原大道(岡山出身・岡山支部)が入線。1号艇の清埜翔子(埼玉出身・埼玉支部)は3着に終わり、3連単2-3-1で3760円の13番人気決着となっている。
勝った登玉は「けっう落ち着いて臨めました。準優も2コース差しの1着だったので、いいイメージでいけました。いつかは優勝できると自分に言い聞かせてコツコツ頑張っていました。次はA1を目標に、優出レギュラーになりたいてせす」と今後の夢を語った。
登玉は2020年11月デビューの127期生。初出走から約3年8カ月での初優勝となった。127期では仲道大輔と坂本雄紀に続く3人目の優勝経験者となっている。
登玉はボートレーサー養成所時代にリーグ戦勝率6.43の好成績を残し、修了記念レースでは3着で表彰台に上がっていた逸材。前期に勝率5.77でA2級初昇格を果たすなど近況急成長を見せているだけに今後も楽しみだ。
なお団体戦はルーキーズが45対24で勝利。9R終了時点ではレディースが3点リードしていたが、ルーキーズが10Rの特別選抜B戦(4点)、11Rの特別選抜A戦(8点)、12Rの優勝戦(12点)をいずれも制して逆転した。これで団体戦はルーキーズが4連覇。通算ではルーキーズが8勝、レディースが5勝となっている。表彰セレモニーでは地元の若林樹蘭が白組・ルーキーズを代表して優勝旗を受け取った。【写真上は左が若林樹蘭、右が登玉隼百】
【レディースVSルーキーズバトル 全大会成績】
・2018年12月 三国 レディース●30-31○ルーキーズ 個人優勝:上條暢嵩
・2019年2月 江戸川 レディース●23-46○ルーキーズ 個人優勝:澤崎雄哉★
・2019年6月 びわこ レディース○39-29●ルーキーズ 個人優勝:吉川貴仁★
・2020年2月 津 レディース●32-36○ルーキーズ 個人優勝:松尾拓
・2020年5月 丸亀 レディース○45-24●ルーキーズ 個人優勝:平高奈菜
・2021年2月 常滑 レディース〇47-22●ルーキーズ 個人優勝:畑田汰一
・2021年5月 宮島 レディース〇35-32●ルーキーズ 個人優勝:吉川貴仁
・2022年2月 尼崎 レディース●31-38〇ルーキーズ 個人優勝:井上忠政
・2022年5月 児島 レディース○43-26●ルーキーズ 個人優勝:新開航
・2023年2月 芦屋 レディース●29-40〇ルーキーズ 個人優勝:砂長知輝★
・2023年5月 浜名湖 レディース●26-42〇ルーキーズ 個人優勝:中亮太
・2024年2月 鳴門 レディース●32-37〇ルーキーズ 個人優勝:濱野斗馬★
・2024年7月 江戸川 レディース●24-45〇ルーキーズ 個人優勝:登玉隼百★
(※〇印が勝利チーム、★はデビュー初優勝)