REPORT

レースリポート

(C)BOATRACE

江戸川レディースvsルーキーズ 女子は富樫麗加や前田紗希が予選突破へ勝負

2024.07.04

 ボートレース江戸川の「第13回ボートレースレディースVSルーキーズバトル」(7月2日~7日開催)は4日、予選3日目が終了した。3日目各レースの1着選手と5~12Rの団体戦ポイント獲得状況は以下のとおり。

1R 安井 瑞紀 3コース恵まれ
2R 鰐部太空海 3コース抜き
3R 清埜 翔子 2コースまくり
4R 村松 栄太 1コース逃げ
5R☆高山 弘斗 1コース逃げ
6R☆富樫 麗加 1コース逃げ
7R☆津田 陸翔 1コース逃げ
8R★深川麻奈美 3コースまくり差し
9R☆大豆生田蒼 4コースまくり差し
10R★中澤 宏奈 1コース逃げ
11R☆鰐部太空海 1コース逃げ
12R☆前原 大道 4コース抜き
★はレディースが、☆はルーキーズがポイント獲得

 3日目はルーキーズが6勝2敗と圧倒。3日間合計では紅組・レディースが10点(初日から順に5点、3点、2点)、白組・ルーキーズが14点(初日から順に3点、5点、6点)で、白組が4点リードとなった。

 さてシリーズ前半の3日間が終わり、迎える4日目は個人戦の予選最終日。準優進出をかけた勝負駆けの一日になる。なお準優に進めるのはレディース、ルーキーズそれぞれの予選上位6人ずつ(計12人)となっている。

 3日目終了時点でのレディース予選上位は、1位が清水沙樹(千葉出身・東京支部)、2位が清埜翔子(埼玉出身・埼玉支部)、3位が平田さやか(東京出身・東京支部)、4位が深川麻奈美(熊本出身・福岡支部)、5位が大豆生田蒼(栃木出身・埼玉支部)、6位が富樫麗加(東京出身・東京支部34歳)【冒頭の写真】だ。

 勝負駆けで注目したいのは、その6位富樫。富樫は約1年4カ月間の長期欠場を経て今年4月にカムバックし、今節が復帰5節目。今節ここまで2・4・4・1着で女子予選6位のボーダー位置につけており、もし予選突破で準優進出となれば復帰後では初、2022年12月蒲郡の一般戦(準優5着)以来だ。

 復帰後の富樫は1コースで1着率60%、3連対率は100%。3コースで1着率17%、3連対率83%と奇数コースで好成績を残しているが、2コースは5戦0勝、4コースは8戦0勝と偶数コースでは苦戦気味。4日目は5R4号艇と12R2号艇となっており、偶数コースで結果を残して準優進出を果たせるか注目だ。

(C)BOATRACE

 もう1人、目が離せないのは前田紗希(埼玉出身・埼玉支部31歳)【写真上】だ。前節の住之江オールレディースで優勝するなど近況好調な前田だが、今節は初日5・6着と大きく出遅れるまさかのスタートに。しかし2日目から2・2・2着と挽回(ばんかい)し、女子予選9位まで巻き返してきた。

 前田はこれまで江戸川を5節走って3優出1Vの実績。2022年のヴィーナスシリーズでデビュー初Vを飾るなど当地相性は抜群だ。4日目は3R2号艇と10R3号艇で1・1着か1・2着という厳しい条件ながら、江戸川巧者の底力を見せるか。

関連記事

  • レースリポート
    長洲の金魚のように全国区になる! 大村で野田彩加が躍進誓う
    2024.07.08
  • レースリポート
    江戸川レディースvsルーキーズ 団体戦は白組4連覇 個人戦は登玉隼百がデビュー初V
    2024.07.07
  • レースリポート
    浜名湖ヴィーナス 初日ドリーム戦1号艇は地元の三浦永理で近況絶好調
    2024.07.07