レースリポート
桐生ヴィーナス 地元群馬支部勢が怒涛のピンラッシュ! 松本晶恵が予選首位
2024.06.28
ボートレース桐生(ナイター)のヴィーナスシリーズ(6月25日~30日開催)は、27日に3日目が終了した。松本晶恵(群馬出身・群馬支部37歳)【冒頭の写真】が2・1・3・1・1着で予選首位に浮上。予選2位に浜田亜理沙(広島出身・埼玉支部)、予選3位に寺田千恵(福岡出身・岡山支部)がつけている。
3日目に活躍が光ったのは地元の群馬勢だった。松本晶恵が4コースまくりと2コース差しで連勝を飾ったのをはじめ、今井裕梨【写真下】が6コースまくり差し、金子千穂が4コースまくり、蜂須瑞生が1コース逃げで1着をマーク。計5勝を挙げるピンラッシュとなった。
桐生は標高があって気圧が低く、モーター調整が難しいこともあり、走り慣れた地元勢が強いといわれる水面。女子戦でもその傾向が強い。桐生女子レース最近10大会での群馬支部勢の優出は以下のとおり(※カッコ内は優勝戦着順)。
2020年4月 VS 地元勢なし
2020年7月 AL 松本晶恵(1)、土屋千明(5)
2021年6月 AL 松本晶恵(3)、櫻本あゆみ(5)
2021年10月 VS 松本晶恵(5)、蜂須瑞生(6)
2022年2月 LA 地元勢なし
2022年6月 VS 今井裕梨(1)、松本晶恵(2)
2022年9月 AL 松本晶恵(2)、山崎小葉音(4)
2023年5月 W 土屋千明(5)
2023年7月 VS 地元勢なし
2023年8月 AL 松本晶恵(1)、島倉都(3)、櫻本あゆみ(4)
(略称:VSはヴィーナスシリーズ、ALはオールレディース、LAはレディースオールスター、Wは男女ダブル戦)
最近10大会で14人も優出者を輩出。複数優出した節が6回もあり、昨年8月のオールレディースでは3人が優出する大暴れだった。
今節も松本晶恵が予選首位に浮上し、今井裕梨が予選11位、蜂須瑞生が予選12位までランクアップ。リズムを上げてきただけに複数優出しそうな気配は十分だ。シリーズ後半戦は群馬勢の走りに注目したい。